自分の理学療法の効果を高めるのに大切なものって何だろうって考えたことがありますか??


僕は患者さんとの「信頼関係」だと思うんです。

※先日のブログと同じこと言ってる…


僕は以前、先輩と話してた時に、ある後輩の話を聞いて考えました。


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 先輩(経験年数二桁)が診療してもどうしても良くならない患者さん。


そして、先輩が休みの時に新人がその患者さんのフォローに入った。


当然、新人は先輩の患者さんだし、なかなか難しい症状であたふたしながらも一生懸命にリハビリをしたそう。


すると、その患者さんの症状がなくなって、笑顔になってくれた。

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搔い摘んだら、こんな話だったんだけど…


すごいですよね。


その先輩は知識や技術も経験もある方だったらしいです。


けれど、知識や技術も劣ってて、当然経験もない新人が結果を出した!患者さんを笑顔にしたんです!


何が違ったか…


それは


「一生懸命」


です。


「患者さんを良くしたい」って思いだと思うんです。


この話を聞いて、知識や技術ばかり考えていた自分を見直しました。患者さんを笑顔にするためには、これだけだとダメなんだと思いました。


けど…


患者さんを良くするのに、知識や技術がなくてもいいのか?


といったらそうではないですよね?


この知識や技術を患者さんに届けるためには何が必要なのか?


その時、自分ならどんな人に診療して欲しいか考えました。


やっぱり

僕たち理学療法士と患者さんは人対人です。


自分の身体を預けるなら「信頼できる人」がいいと思いました!


この信頼関係がベースにあって、専門的な知識や技術を使うことが大切なんだと考えています。


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最後に、僕が信頼関係を築くために普段やっていることを書きます。


それは、

「患者さんに会いにいく」

「患者さんの変化に気づき伝える」


この二点を大切にしています。


僕は普段の診療とは別に、積極的に患者さんに話しかけにいきます(もしくは、話を聞く)。


そして、髪型やその日の雰囲気、部屋の変化、などなど気がついたことは伝えるようにしています。


少しでも自分と患者さんとの距離を埋めることは、とても大切なことだと思っています。




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