よく聞かれるので、自分の考え方をまとめる意味
も込めて、日頃やっている人事面接で、人の何を
見て、どう評価しているのかを書いてみます。

就職、転職の活動をしている方、人事で採用を
担当されている方の参考になれば幸いです。

【注意点】
※これはあくまでも個人的な意見です。
※一つのポイントだけで合否を判断することは
ありません。
※面接は、現場のリーダー+私が行っています。
その部署特有の技術力は現場の方に見てもらって
います。
※あくまでも面接で活かせるポイントであって、
日常生活にはあまり活かすことはできません(笑)

【ポイント】
■ポイント1:ラポールがきちんと出来るか?
■ポイント2:自分の事を自分の言葉で話せているか?
■ポイント3:困難な状況や課題にどのように
 向き合っているのか?
■ポイント4:会社や仕事を選ぶ基準は?
■ポイント5:短期的(1~3年ぐらい)な目標と
 長期的(5年後ぐらい)な目標は?
■ポイント6:顔、名前、手の甲


■ポイント1:ラポールがきちんと出来るか?
→コミュニケーション力はどれくらいあるか
を見ています。

面接に来て席に座った段階で、相手との距離感を
縮めるためにラポールをしています。

天候の話をしたり、気温の話をしたり、ここまでの
交通手段の話をしたり、服装の話をしたり。。。

相手との距離感をうまく取れる人はコミュニケー
ション力が高いことが多いです。

仕事では、様々な人とコミュニケーションします。
この力が高い人の方がやっぱり評価は高いです。


■ポイント2:自分の事を自分の言葉で話せているか?
→プレゼンテーション力がどれくらいあるか?

ポイントは「与えられたネタ(テーマ)を使って
自分をアピールできているか」です。

本気で仕事をやっている人は、自分がやってきた
ことに自信を持っていて、それを自信を持って
プレゼンできることが多いです。

※プレゼン力が高いかどうかは、それほど重要
ではないです。

別に趣味でも、特技でも、学生時代にやったこと
でも何でもいいんです。たぶん「自分」のネタが
一番話しやすいと思うので、自己紹介をお願い
しています。


■ポイント3:困難な状況や課題にどのように向き
合っているのか?
→本人の志向性を見ています。

ストレスが掛かった時に、その人の本来の考え方
や志向性が出ることが多いです。

組織を引っ張るタイプ、分析・調査をしてから
取り組むタイプ、新しい発想・新しいやり方を
大事にするタイプ、周囲の人と相談をして、仲間
を集めてから取り組むタイプ、などです。


■ポイント4:会社や仕事を選ぶ基準は?
→本人が何に魅力を感じて選択するのかを見ています。

自分がやりたい仕事をトコトンやれる環境を求めて
いる人に、企業ビジョンや福利厚生のことを熱く
語っても、心に響きません。

相手が何に魅力を感じるのか、を聞き出してから、
それに対するポイントを絞った回答をします。


■ポイント5:短期的(1~3年ぐらい)な目標と
長期的(5年後ぐらい)な目標は?

スケジュールがタイトな環境にいると、考え方が
どうしても小さくまとまってしまう傾向が強く
なります。

でも、目先のことだけでなく、少し先を見ている
人は、いつもそのベクトルに目先を合わせようと
するので、すぐにリタイア(早期退職)すること
はあまりありません。


■ポイント6:顔、名前、手の甲

顔:少なくとも20数年は共にしているのが顔。
人相学というのもあるくらい、顔にはその人の
歴史が刻まれています。だからこそ、顔は注意
深く見ています。(カッコいいとか、カワイイ
とか、そういうレベルの話じゃないですよw)

名前:これも顔と同じく、少なくとも20数年
は共にして生きてきているモノ。最初の挨拶を
する時に、自分の名前をきちんと相手に伝わる
ように言う人は、仕事が出来る人が多いです。

手の甲:これは女性だけです。25歳を過ぎた
女性の場合は100%手の甲を見ます。キレイ
かどうかは問題ではなくて、ケアしているか
どうかを見ています。

手の甲をケアしている人は、どんなに忙しく
ても、夜に自分のために時間を使っている人
です。そういう人は、自分をよりよく見せたい
という思考をしている人が多く、向上心が強い
人が多いです。そういう人は、やっぱり仕事も
出来る人が多いです。


長くなってしまいましたが、面接では主に
こういう部分を見ています。ホントはもっと
見たいのですが、面接は時間の制約もあります
のでこれぐらいになります。