俺たち氷帝の全国出場が決まり、今度こそ青学を下して
勝ち残ってやるんだー…
準々決勝、俺たちは青学と対峙した。
やっぱり、俺たちの相手はあの2人だった。
あの2人とはいえ…菊丸は体力すぐ消耗するし、大石は右手首ケガしてるし、正直余裕だと思ってた。
けど油断はいけねえ。
だからこそー
「長太郎、監督から聞いたか?」
「はい、次の相手は青学のゴールデンペアですよね」
「…2人で新技考えてみっか」
技名はパイル・ミュラージュといって
俺たちの角度という意味。
俺と長太郎が1直線に並んで
ギリギリまでどっちが打つか相手に読ませない作戦だ。
だからこそ、決勝まで取っとくつもりだった。
けど、あんなとこで出すなんて…
俺たちは勝って跡部につなげなきゃならねーんだよ!
だからこそコートギリギリでオンラインになりそうだったボールを執念で拾った。
けどあの2人が同調してるから、どっちが打つか分からなかった。
長太郎が「来い!」って構えてた。
けどあの2人は打たなかった。
結果はタイブレークになったけど
俺たちの勝利。
けど、満足は出来なかった。