今回もアイスダンスです。
チョクベイ 2016-2017 SD についてです。
アイスダンスに(フィギュアスケートそのものにも)詳しくないのに、「ここが素敵!」とテンション高くお話してしまいます♪
(2016 COR の動画を拝見して書いています)
このプログラムのブルースパートを見て感じるのが、「2人の男女の物理的な距離は近いけれど、心が近いわけではないんだろうなあ・・・」ということです!
2人の足元が同じ動きだったり、美しい相似形を描いていたり、2人で作るフォルムが綺麗だったり、がっちりホールドして滑ったりしていても、プログラム中の女性の心は男性のものではないんだろうな!と思ってしまいます。
2人が同じ方に視線を遣ることが少ないですね・・・
見つめ合うか、どちらか1人が観客にアピールしているかが多いように見えます。
まるで、相手に悟られないように、互いに自分の心の中で何かを考えているみたいです。それを知るのは観客のみ、みたいな感じ!
(同じ方向を見て同じ動きを決めるところももちろんありますが、「そこからそう展開する!?」みたいな流れになることが・・・その分、ヒップホップパートのノットタッチングステップシークエンスで2人がジャッジ側に目を遣って滑る時など、ドキドキしてしまいます♪)
さて、リフトにも「物理的な距離は近くても、プログラム中の女性の心は男性からは遠い」ということが表れている気がします。
みんな大好きカーブリフト!
ベイツさんがめちゃめちゃアピールしてきます。
パターンダンスまでのベイツさんは使用曲のイメージどおりの悪い男に見えるのですが、それが特に強く感じられる要素です!
リフトの時に男性側ばかり見るのは申し訳ない気がしますが、ついついベイツさんの方を見てしまう・・・でも、せっかくですから、かっこいいベイツさんを堪能させていただきましょう♪
♪ ベイツさんがアウトイーグル。
(いつも思うんですがどうなってるんだろう・・・)
♪ チョックさんが半回転して、進行方向側のベイツさんの脚に乗り1つ目のポジション。
(ここ、チョックさんとベイツさん、それぞれ微妙に違うところに視線をやっているんですよ!好き!)
♪ チョックさんが反対側のベイツさんの脚に乗る(2つ目のポジション)。
上体が氷に向かってぐるーんと弧を描きます。腕の動きも美しい!
(何回見ても思うんですが、どうしてそんなことができるんだろう・・・)
♪ ベイツさん、チョックさんの左足を支えながら、右腕でぐるんと「俺は bad to the bone だぜ」とアピール(多分)
とてもいい笑顔!
(なんでそんなことできるの・・・)
♪ チョックさんの上体が描く弧と、ベイツさんの右腕が描く弧と、ベイツさんの足が描くアウトイーグルの弧が、全部同じ方向です。
♪ リフトを出る時、チョックさんが持ち上げられて、ぴょんっとベイツさんの背面を通って先に立って滑ります。
その時、リフトの時からつないでいた手を、リズムに合わせて、まるでダンスする時に男性が女性をくるんと回転させるようにしてから離します(手を組み変える)
(悪い男だけど紳士だな・・・いや、そういうところが悪い男なのかもしれん・・・)
(それにしても、なんでそんなことできるの・・・)
♪ リフトの後、後ろを通るチョックさんと、その前で「リフトしましたけど何か?」ともドヤ感とも取れる姿のベイツさんとの対比がたまりません!
ところで、これ、カーブリフトですよね♪
4種類のリフトの中で、最もパートナーどうしの距離感を出せる気がするのですが、どうでしょう・・・?
ストレートラインで似たようなポジションのものをやっていたけれど、カーブリフトの方が、遠心力に乗って(?)ギュイーンと女性が飛ぶように動けるのかな?
(一旦切ります。まだ続きます!)