今回はアイスダンスです。
前のミッドナイトブルースシーズンの中で、パターンダンスがプログラムの世界で有機的に機能してる!という意味で一番好きなものについてお話しさせて下さい。
チョクベイの2016SD、大好き!
ソチオリンピック後の2シーズン、フローやエフォートレスな動きについて重点的に取り組んだのだろうなあ・・・と素人目にも分かりました。
そして、2016シーズンは、それらを習得して選択の幅が広がったんだろうな、進化したなあと強く感じました。
ものすごくカッコイイ!
パターンダンス1周しないんですね・・・とか、
しかもStep5からなの・・・とか、
反対の位置ですか・・・ということを、最大限に生かしたプログラムだと思います!
個人的には、PStまでのブルースパートは初期バージョンが大好きでした。男女2人だけの世界!ストーリーが丁寧に描かれていてドキドキしました!
湿度高めのボーカルと動きが、すごくよく合っているんです!
(だんだんブルースパートの雰囲気を後半のヒップホップの方に寄せて行った気がしますが、SDとして1つのプログラムを成立させる、かつ、複数のリズムを滑り分けるということは非常に大変なことなのだなあ・・・と思いました。変更後の、早い段階から観客に対して開かれているかのような滑りも好きでしたよ!)
さて、スタートからもうカッコイイ・・・
チョックさんの頭上に上げられた両手を、ベイツさんがとらえている → 曲が入ったら、チョックさんはひらりと回転してベイツさんから離れます。
男性が女性に言い寄るけれど、女性はどうするんだろう?
2人の戦いの火蓋が切って落とされた・・・ということが伝わってきます。
身長差が大きいカップルは大変だろうと思うのですが、身長差があるからこそ映えるポーズと動きだなあ♪
曲は Bad to the Bone。男性がどれほど悪い男なのかをアピールする歌・・・というまとめ方でいいでしょうか?
聖人や偉人の誕生伝説の現代版なのか、「俺が生まれた時、俺の魅力にやられた病院のナースたちがキャーキャー騒いだんだ。看護師長に『この赤ん坊は悪い男になる』と予言された(意訳してます)」なんて言葉で始まります。
うわーい。
パターンダンスまではこのような歌詞の意味を踏まえた振付なのかな?と思うのですが、その後は?!
(続きます!)