前の記事でスキー滑落のためにダンスショーを辞退したことを書きました。
しかし今回のダンスショーはとても特別な想いがありました。
まずこれが最後のショーということ。
そしてショー初日には私の考えたダンスを友達二人が踊るプログラムがあること。
ダンショーについて詳しくは前の記事ダンスショーまでをチェックして下さい。
私は余裕をぶっこいていたので短期間で二人にダンスを教えなければいけなく、放課後に遅くまで残ってもらったり週末も練習してくれました。
それでもまだ完璧ではなく、当日のリハーサルで仕上げるつもりでしたが私があんな事になってしまい指示も出せず、友達から送られてきたリハーサルの動画では二人ともパニックからのグダグダで本番を迎えられる状態ではありませんでした。
私も事故のショックから立ち直れず、布団の中で悔しさと申し訳なさで泣くしかできませんでした。
友達には指示を出してもらったり練習動画を送ってくれたり協力をしてもらいました。
二人は夜から始まるショーの本番直前まで一日中練習をしてくれました。
ついにダンスショーが始まりました…
やってくれました!!!
二人は完璧に私のダンスを踊ってくれたんです
今までで一番すごかったです
最後には大きな拍手と歓声を貰っていました
私は友達から送られてきた動画に涙が止まりませんでした。
ここまでやってくれて、本当に二人にやってもらって良かったです!!
本当にありがとう!!!!
ダンスショー二日目は私もだいぶ落ち着き外に出られるまで回復したので見に行くことにしました。
ほぼショーは満席で私は観客席からみんなを見守りました。
しかし途中から「私も同じ舞台に立つはずだったのに。」と悔しさが込み上げて涙が出てきました。
ついに私は黙って見てられず、休憩中に友達に支えてもらいながらダンスの先生のところへ行きました。
そして「最後のヒップホップだけやらせて下さい!」と足腰を引きずって、凍傷で真っ赤に腫れた顔でボロボロだった私は頼みました。
先生は「もちろん!」と言ってくれました。
私はすぐさま、メイクや髪の毛を整えて練習をしました。
すると周りが「病院にいなくて大丈夫なの?」「無理しないで!」「尊敬するわ!」など心配して声を掛けてくれました。
まぁ、普通にスキーで滑落したって言ってるのに激しいヒップホップを踊るわけですからね。笑
そして最後の締めるヒップホップを今までに無い全力で踊りました。
足腰には苦痛で途中顔が歪んでしまったりしましたが最後まで踊りきることができました。
そしてまた涙
でも今度は嬉し涙でした
そしてあのダンスを踊ってくれた二人も見に来てくれていて、ハグをして感謝を言うことができました。
そしてここでもまた涙
今回の事件のおかげでというのもアレですが本当にみんなに支えられていたこと、最後までやりきる大切さ、他にもたくさんの事に気が付けました。
その後のダンスクラスでは周りから質問攻めが殺到でした。
「どうやって滑落したの?なんでショーに出たの?どこか骨折した?もう痛くないの?」
私がクラスを遅刻した日にはみんなに色々推測をたてられ、「やっぱりダンショーのせいで悪化したんじゃ」などなど…笑
とりあえず数日間は会うたびに" I'm fine!!! "を言いまくってました。
おまけ
同じダンスクラスの子が考えたダンスです。
なんと日本の柔道着を着てる!?