体がぼやぼやする…
まだ熱が下がらない
早く熱下がってくれないかなー

小学校に上がりたての頃
高い熱を出したことがあった

お母さんは仕事を休んで
つきっきりで看病してくれたっけな
『泉、大丈夫よ。母さんがついてるからね』
そう言って、添い寝してくれた

…ああ懐かしい
どうして昨夜から、こんな夢を見るんだろう…
もう、記憶から消して、俺は叔母さんの息子として
生きていかなきゃならないのに…

自分の悲鳴で目が覚めた
もう頭がついて行かなくなったらしい

時計は夕方の3時をさしていた
だいぶ眠っていたらしい
熱はだいぶ下がったが、まだ微熱がある

外でバイクが去っていく音がした
郵便物が届いたようだ
立ちくらみのする頭のまま
1階に降りて、玄関に出る

ポストには2,3通の郵便物が入っていた