冬の贅沢、三部作の幸せごはん:蟹鍋・釜揚げ生そば・そして雑炊
寒さが増してくると、自然と恋しくなるのが鍋料理。今夜はちょっぴり贅沢に、旬の蟹をたっぷり使った蟹鍋を囲みました。でも、ただの蟹鍋では終わりません。我が家では、これに続く「釜揚げ生そば」と「雑炊」で、冬の夜を最高に満たすフルコースを楽しむんです。
第一部:主役の蟹鍋
昆布と鰹節で丁寧にとった出汁に、白菜、春菊、きのこ類、豆腐といった鍋の定番具材をたっぷり。そこに主役の蟹を加え、ぐつぐつと煮込むと、部屋いっぱいに蟹の甘い香りが広がります。
まずは蟹そのものを一口。噛むたびにジュワっと広がる甘みとプリプリの食感は、冬ならではのごちそうです。そして、蟹の旨みが溶け込んだスープを飲むと、体の芯までポカポカ。シンプルな調味料で素材そのものを楽しむ贅沢がここにあります。
第二部:釜揚げ生そば
鍋を堪能した後に登場するのは、釜揚げそば。鍋のスープはそのままに、茹でたてだからこそ味わえるそばの香りとコシが、鍋の旨みをしっかり受け止めます。
熱々のそばをつるりとすすれば、蟹鍋の余韻とそばの香ばしさが絶妙に絡み合い、思わず笑みがこぼれます。そば湯を注いで締めると、心までじんわり温まる瞬間が訪れます。
第三部:王道の雑炊
そして、最後に待っているのが、これぞ鍋の王道「雑炊」です。鍋のスープには蟹や野菜の旨みがたっぷり。そこにご飯を加えて軽く煮立たせ、溶き卵でふんわり仕上げます。
一口食べると、スープの濃厚さとご飯の優しい甘みが絶妙。刻みネギを散らせば香りもアップし、これ以上ない満足感で締めくくりです。
冬の食卓に、幸せを
蟹鍋から釜揚げ生そば、そして雑炊へと続くこの三部作は、我が家の冬の定番。どれもシンプルな調理法ながら、素材の力を存分に引き出し、贅沢なひとときを演出してくれます。
寒い夜、皆さんもぜひこのフルコースで冬の食卓を彩ってみてください。きっと、心もお腹も大満足の時間が待っていますよ!

