昨夜は19時半にはダウン💤


今日も引き続き眠氣マックス!

ついさっき瞑想入浴中にダウン💤


ダウン💤からのダウンロードが

ハンパない、今!🤣🤣🤣


『権十郎』って、誰だよ!?(笑)



このアップ『権十郎』さん

にヒーリングをしていたら、知らせてくれたのが


こちら

 


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 歌舞伎で演じられるお姫様の中に、「更科姫」があります。演目は「紅葉狩(もみじがり)」です。戸隠(現長野市)の鬼女伝説と能舞台の「紅葉狩」をアレンジしたものです。ただ、それらには、いずれも主役の女性が登場するのですが、「更科姫」ではありません。歌舞伎の演目になって初めて「更科姫」という名前が与えられました。


 酒席と舞踊

 戸隠の鬼女伝説にでてくる女性の名前は「紅葉(もみじ)」です。平安時代、紅葉は都に上がり、その若さと美しさがすぐに評判となり、源氏の有力者の側室となります。妖術を使う紅葉は正室になろうと画策するのですが、それを見抜かれ、戸隠に流されました。
   村人たちの病気を癒してやったことから紅葉は村人たちからあがめられ、一方で、鬼まがいの振る舞いで北信濃一帯に一大勢力圏をつくります。このため朝廷は平維茂(たいらのこれもち)に紅葉の討伐を命じます。戦いの最後は、戸隠全山が緋色の衣におおわれたような美しい紅葉を背景に、紅葉と維茂の一騎打ちとなり、紅葉はついに維茂の剣の前に倒れます。
 能の物語は、今から約五百年前、室町時代の能役者であり能作者でもあった観世小次郎信光が作りました。鬼女伝説の前半部分は省略され、討伐にきた維茂の酒席で舞踊を披露する紅葉のシーンが中心です、紅葉は維茂が酔って宴が盛り上がったときに、鬼と化し、戦いが始まります。

 

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戸隠に伝わる鬼女紅葉伝説

『新形三十六怪撰 平惟茂戸隠山に悪鬼を退治す図』月岡芳年 国立国会図書館より

言い伝えの起源は諸説ありますが、今伝わっているものは1886(明治19)年『北向山霊験記・戸隠山鬼女紅葉退治之伝』(きたむきさんれいげんき とがくしさん きじょもみじ たいじのでん)が基本となっているようです。


『戸隠山鬼女紅葉退治之伝 : 北向山霊験記』国立国会図書館より

遡ること1000年前、平安時代のこと。伊豆の小島に、謀反を企て流された笹丸という男が、菊世という奥さんとともにおりました。子供がほしい二人は、ある人に第六天魔王におすがりすれば授かると言われ、願いを捧げます。笹丸の願いが届いたのか、菊世は妊娠。待望の子の誕生にたいそう二人は喜び、女の子に呉葉(くれは)と名付けました。蝶よ花よと育てるうち、呉葉は天賦の才能を示すように。読み書きそろばん、お琴に三味線、三十一文字つまり和歌にまで「大人も及ばず」、評判になります。

年頃にもなるとその美貌は広く知れ渡り、噂を聞きつけ呉葉に恋い焦がれた裕福な家の息子が、どうしても結婚したいと望みます。金子(きんす)を受け取った笹丸は同意しますが、もともと都にいた人間。娘がこれほどの美貌や才覚を持つのなら、京の都で高貴な方の妻になれるのではないかと思いがありました。また呉葉自身も婚姻に乗り気ではなかったため、「魔物娘」を身代わりに立て、結納金を持って親子3人で逃走。まんまと逃げおおせます。


京へとたどり着いた3人はそれぞれ名を改めました。笹丸は伍輔(ごすけ)、菊世は花田、そして呉葉は紅葉と名乗り、親の営む小間物屋の奥で琴を教えはじめます。その美貌と腕前はすぐさま京の町の噂に。ある日、店の近くを通った源経基の御台所(正妻)とおつきの者たちは、紅葉の琴の音を聞きます。それをきっかけに、経基の屋敷へ招かれました。芸事の腕前と美しさを見込まれ、いつしか経基の寵愛を受け、ついに紅葉は懐妊まで成し遂げます。しかしその一方、奥方の体調はどんどん悪化。聞けば夜中に鬼が襲ってくるのだと……。
経基は比叡山のお坊さんに「この護符を奥方の周りのものの襟にかけさせよ。嫌がったらそやつに気をつけろ。特に紅葉には」と言われます。疑りつつもいただいた護符を渡すと紅葉は強硬に拒否。ついには奥方に呪詛をかけたことがばれてしまいます。当然死罪になるところですが、一度寵愛した娘を殺しては経基の外聞が悪く、ましてや自分の子を身ごもっている。結局は親子3人、山の中へ置き去りにするという手段を取ることにしました。
父親・伍輔はもう出世ののぞみも絶たれたと嘆きますが、紅葉はと言うと、貴族の子を妊娠したから奥方の怒りをかい、ここに流されたのだと言えば世話をしてもらえるだろうとうそぶきます。実際ふもとの村は気の毒に思い、栗やそばを差し入れてくれ、屋敷を用意さえしてくれました。笹丸一家も親しげに振る舞い、紅葉は檜扇を使い病気を治癒することができる不思議な力があると評判を集めます。やがて男児を出産。村の人々に琴を教えるなど、家族4人で仲良く暮らしていましたが紅葉は満足とはいきません。、夜中に男の格好をしては10里(約39キロ)20里(78キロ)と走り抜け、金銀を強奪しては経基からもらったものだと村の人間に渡していたそうです。
戸隠の山の周りは、鬼武(おにたけ)なる男が頭を務める盗賊団がおり、紅葉の噂を聞きつけて押し込んできました。この家を明け渡し出ていけと迫る鬼武に、紅葉は高らかに笑い盗賊ごときになぜ屈せねばならぬか、と秘術を唱えます。家の障子はバラバラになり、火の玉や氷の玉が現れます。これは、と鬼武も刀に手をかけますが、手がしびれて動かせない。半殺し状態の盗賊は紅葉にひれ伏し、部下となります。紅葉はさらに力をつけ、お万という力自慢の女の鬼も従え、ますます悪事を働きました。失意のまま伍輔が死んでしまい、ますます歯止めがきかなくなった紅葉。ついには人を食い、生き血をすするようになります。
いくら山の奥の出来事とは言え、噂は都まで轟き、人々は恐怖に震えるようになりました。冷泉帝もこれを聞き、紅葉討伐へと舵を切り、平維茂(たいらのこれもち)を討伐へ向かわせることにします。鬼武とも因縁がある相手ということで、みないきりたちます。紅葉も報復のチャンスと勇みます。


『戸隠山鬼女紅葉退治之伝 : 北向山霊験記』国立国会図書館より

最終的に維茂が「白羽の矢」を射、鬼神となった紅葉の首をはねて討伐。その裏では母の花田が自害、維茂の部下や鬼武たちの阿鼻叫喚の戦いがありました。一味は死刑。しかしお万だけは生き延びたといいます……。


たくましく、したたか。怪しさと妖しさを持つ女・紅葉

なぜ紅葉はこんなにも長く人々の間で囁かれることになったのか。美しい女性が実は鬼だった。大胆でありながら、二面性という人間のもつ性質とも解釈できる描かれ方も理由のひとつでしょう。
また、奔放で自分の欲に正直過ぎるその姿。ああはなれないと思いながらも少しだけ惹かれてしまう。鬼女紅葉の持つ怪しさと妖しさは、今日も私たちを魅了しています。




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