「汝自身を知れ」

そんな声が心の奥の方から

聞こえてきませんか?


じつは、ほとんどの人が「自分」について

あまりよくわからない、

「自分」は誰なのか知りたい
そう感じているのかもしれません。


肉体を持って生まれた瞬間から

今ここまでをたどると、その平行線上には、確かに

「あなた」であった様子が記されています。


そして同時に、そうであった「あなた」は、

もはやここにはいないこともわかります。


ですが、そうであった「自分」にしがみつき、

なかなか手放せないのも事実、

掴んで放さないことへの安心感がじつは

苦しみや恐怖を作り出していることすら、

そして自らが作り出しているということにさえ

気づけずにいるのです。

 

自分を知るということは、糸をつむぐように、

ひとつひとつの記憶の糸を、たぐりよせることから

始まるのではない、ことに

気づいて欲しいのです。


むしろこれまで自分が演じて来た役割を手放し、

何者でもない、表現不可能な「自分」を感じてみる。


今ここにただ「在る」こと、

途切れていた回線がつながるような、

圏外からアンテナが3本立つような、

いつもあなたと共にいる存在を強く感じる

そんな時のようです。


信頼の波が、

あなたを飲み込むことを恐れないで!





5/12はGate#60
「生かされている悦びを感じる日」

天空に瞬く無数の星。

この惑星のサイクルにとらわれた
儚(はかな)げな生命。

どこまで行っても謎につつまれているもの、
宇宙の神秘、生命の不思議。

ただ、生かされていることへの悦びが
静かに湧きあがるだろう。

(数字のメソッド/辻麻里子)




あなたは、これまで様々な

人生の困難や大変な問題に出会ってきました。


なぜなのか?と頭を悩ますできごとも

少なくはなかったはずです。


ですが振り返ってみると今になっては

どれも思い出に過ぎず、そのどれもが

成長するために与えられた試練であったと、

そう思えるのです。


今、あなたが

これまでに不愉快に感じた過去の思い出を

解放する時がきています。


その時の身体の感覚、感情、

そしてまわりの音や匂い、

あなたは誰とどこにいますか?


そうやってひとつひとつ

あの時のままを再現してみてください。


とても不愉快でつらくて悲しい思いが

再びやってくるかもしれません、

あるいは、

こみ上げてくる怒りや憎しみのようなものを

感じるかもしれません。


さあ、それらのひとつひとつに

「さようなら」を告げていきましょう。


もう必要がなくなった古い感情、思考、記憶、

今ここで解放されようとしています。


どんな時も動揺することなく、

あなたがあなたでいられますように!


今、あなたの中心で輝くそのきらめきに気づいて!