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![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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どんな所にいるのか
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基本的には大人しい蛇なので隠れ家があるような場所の近くで見つかります。
物をどかした際にその下にいたり、隙間から体をちょっとだけ出して様子をうかがっているなどのケースもありますが、最も遭遇の多いタイミングは日光浴をしている場面になると思います。
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生息環境の幅が広いがゆえに探してみるとなかなか遭遇できなかったりします。
餌の問題から鳥類が営巣する低木類が多く、適度な日差しが差し込む環境で目にする機会が多いと感じますね。
アオダイショウには毒がある?
蛇で最も気になるのは毒があるのかという点ですよね。
結論を述べればアオダイショウに毒はありません。
しかし自然界でネズミや鳥の雛などを食べ、そうした生き物の血などを含んでいる口や牙に噛まれれば雑菌が入るというのは容易に想像できますよね。
毒はありませんが感染症などには十分注意が必要と言えます。
アオダイショウは性格の個体差がかなり激しく、逃げる臆病な子もいますが好戦的に噛み付いてくる子も結構います。
私は何度か噛まれても運良く大事にはなっていませんが、ハラハラします。
基本的に手で捕まえるのはリスクしかないのでやめておきましょう。
毒蛇のマムシに擬態する幼蛇
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マムシというヘビがいます。身近な蛇で最も危ない蛇で、強力な毒を持つ蛇です。
アオダイショウはこれまでの写真のように青緑っぽい色をしているのですが、特に天敵の多い幼蛇時代には毒蛇となるマムシの姿を真似ています。
例えばスズメバチを想像してくださいと言われれば人はみな怖い感情を抱くと思います。
それと同じで自然界にいる多くの蛇の天敵もマムシのカラーリングを恐れているようなんですよね。
これは人間観察をすると分かりやすく、マムシがいましたという場合に見に行くとアオダイショウの幼蛇であるケースはそれなりにあります。
マムシがいたので処分しておきました(普通ならやめるべきですが)という話が来たので確認したらアオダイショウの幼蛇というケースもあります。
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蛇や生き物に興味がない人が騙されてしまうくらいのマムシ感を出しており、正直私も目などを見ないと触れません。哺乳動物にはとても効果がありそうな擬態ですね。
それから捕まえたい場合のプロセスも一応紹介しておきます。
当然ですが蛇を痛めつけて捕まえるなどという行為はやめましょう。
大抵の場合お邪魔しているのは我々の方ですからね。
まず種類を見分けるところから入ります。
アオダイショウは
生態系における捕食者で、
非常に重要な存在
最後にヘビの仲間が生態系でどんなことをしているのかという紹介です。
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よく環境アセスなどの指標とされるサシバなどの貴重な猛禽類はヘビの仲間を利用します。
ヘビの仲間の生息には自身の隠れ家となる雑木林などの木々や低木などのブッシュが必要で、加えてネズミやうさぎ、トカゲ、カエル、鳥などの雛も必要です。
こうしたことを考えると蛇がいる環境がいかに様々な生き物に富む場所であるかというのが分かりますよね。
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トカゲ、カエルの存在にはそれより下位の昆虫類の豊富さが不可欠です。
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上位捕食者として下位の生物のバランス維持にも買っており、ネズミ類や鳥類の増加抑制にも貢献しています。
日本の環境保全では猛禽類ばかりが取り上げられがちですが、もっと下位の生き物たちにも目を向けて保護していくような視点も必要だと感じますね。自然の中では実に多様な生き物たちが複雑なつながりを持っていますからね。