ゼロというのは

「何も無いこと」ではありません。

ゼロ=無ではありません。


0=+1ー1
0=+2ー2
0=+3ー3
0=+4ー4

……と、無限に派生する数の原点

0(ゼロ)ということです。


ゼロは数全体の円周であり、中心点。
そのプラスとマイナスの平衡は
停止するものではなく、
ダイナミックに動き続ける円そのものです。


例えば、
温度のゼロ度は
温度が無いことを示しているわけではありません。

ただ勝手に設定されているだけ。


それは
「とりあえずここから始めましょうか」
という起点であり、
そこから展開するすべての関係性の基準点です。


それでは、
他でもない自分自身への距離(数)は
いくつになるでしょうか?



誰もがゼロ。

自分原点。


様々な関係を見ていけば、
あらゆる関係性の0という位置に立っているのが、
自分自身ということです。


もし、そのゼロを、
どこか高い山の上のゴール旗に
設定してしまったとしたら?


途端に動く円は停止して
自分のポジションはひとつの値に固定されます。


ゼロにいないあなたの人生は
「誰かの人生を生きる」ということです。



「わたし」か「あなた」の世界から、
「わたし」と「あなた」の世界への
シフトする瞬間。




自分と誰かを比較するということは、
どこかの値に自分を固定するということです。


それは、
自分ではない何者かになろう、
自分ではない何者かを生きよう、
と努力することです。


今、
すべての創造の中心あなたが鎮座しています。


その自分を自分自身が見る。


センタリング。


その瞬間、セルフイメージはいつも

「ゼロ」です。


自分を宇宙の中心に再定義するということ。


目標を持つこともOK。


その目標を手放すこともOK。


矛盾しているようで、矛盾していません。


自分原点のキーワードは「意図」です。


他原点のゴールではなく、
自原点のベクトルで見るということ。





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