ついに…
ついに…

我が脚が彼の地の中に…

昨年夏、家族で伊勢神宮一般参拝を果たしてから、我が身の中に沸々と湧き上がる熱望がついに果たせました…

最初は我が地の氏神様の神社祭奉納の打ち上げでの事…

私が言った一言
「一般参拝を経験したら、やっぱり正宮の中に入りたくなるよ~」

さぁ!愛国心か、酒の力の成せるのか…

「よし!行こう!奉納団全員で大型バスを借り切って!!」
の団長の一言で決定!

しかし、そこからが長かった…
「平民で最高の参拝をお願い致します!」
と、伊勢神宮に問い合わせたところ…

「それなら特別参拝ですねぇ~それは神社庁へ申し込んで下さいませ。」

「えっ!?マジ!?そんなに仰々しいの!?」ガーン

しかし、乗りかかった舟、どうしても日本人として果たしたい感謝の気持ちの欲望…

しかして、三重県神社庁へ問い合わせ…

勿論、我らが何者か(日々を氏神様に捧げて奉納活動をしている正しき集団である事)も説明した上で…

神社庁職員
「今回の参拝に地元の宮司さんは同行されますか?」
の問いに…

「いえ今回、宮司さんは同行致しません。」
の返答に…

「其れでは宮司さんを通じて書類申請を行って下さいませ。」

ほほう~なるほど、云われてみれば全国続裏々の神社宮司は神社庁の職員なのだ!と、納得!

しかして、いざ地元神社宮司さんのところへお願いに…

これがこれが、宮司さんの大変な喜びようで…
「ワシが就任して以来初めての申請ぢゃ!(チェリー坊調)良きかな良きかな!」
と、言いつつドサッと大量の申請書を…ガーン

コレもなるほど、即ち宮司さんが同行すれば許される申請書なのであろうと…
中には氏素性の申請書だけでなく行程表の提出、何月何日何時何分に何処其処を何に乗って出発し、どの経路を通って伊勢に至るか…そして帰りはどの様にして帰宅するのか…可能な限り事細かく記載。

それもそう…
何せ伊勢神宮は陛下の高祖神である御神の祀られる処…国家公安に至る処遇も起こる可能性のある場所…
礼服の中に他国の国旗や反日の記しなどを忍ばせる輩も狙っている処である!
(男性は礼服、女性はそれに準ずる服装、子供は学生服)

数々の申請を行って、届いた一通のハガキ(許可証)のなんたる神々しさよ…

こうして我等は2/24の午前00時に大型観光バスに乗り地元を出発し、午前7時に外宮を一般参拝し、午前9時より内宮にて特別参拝を挙行したのであった…

つづく…