今回は続きで、食事内容は乳腺炎と関係するのかについて考えてみます。
母乳育児をする中で経験された方は二度と嫌だと言われるのが乳腺炎。
症状としては、乳房の圧痛・熱感・腫脹。38.5℃以上の発熱、悪寒、体の痛みおよび全身症状といわれています。
治療としては抗菌薬の内服をしますが、切開を行うこともあります。
原因は
・乳頭に損傷があること、特に黄色ブドウ球菌が定着していること
・授乳回数が少ないこと、回数もしくは授乳時間を決めて授乳すること
・授乳をとばすこと
・不適切な吸着や、吸啜が弱かったり適切に吸啜運動ができなかったりするために、乳房から効果的に乳汁を飲み取ることができないこと
・母親、又は赤ちゃんの病気
・乳汁の過剰分泌状態
・急に授乳をやめること
・乳房が圧迫されること(例:きついブラジャー、シートベルト)
・乳頭の白斑、乳管や乳管口の閉塞
といわれ、母親の食事内容と明記されることはすくないようです。
がしかし、一番指摘されるのは油っこいもの、甘いものなどの食事内容についてではないでしょうか。
私の知り合いは出産して退院直後、チョコパイ2個でなったそうです
食事内容で母乳の流れがスムーズじゃないところに、原因が重なる。
乳腺炎にかかるかどうかは原因が重なるかどうかだと思います。
乳腺の開通本数や太さは個人それぞれで違います。
赤ちゃんの吸啜力もちがうし、食欲だって毎回違います。
一日のうちでも違うでしょうし、成長具合・月齢でも変わると思います。
これに食事内容となると、同じ状況での授乳・母乳なんてのはないんじゃないでしょうか?
乳腺炎になりやすいお母さんもいれば、ならないお母さんもいる。
いつもゴクゴク飲んでくれる赤ちゃん、変化に敏感な赤ちゃん。
乳腺がつまりかかっても、赤ちゃんが食欲旺盛でぐびぐび飲んでくれたらなにもおこらないのかもしれません。
赤ちゃんは普通に飲んでいても、乳腺が細くて詰まりやすいお母さんという組み合わせもあるでしょう。
もうそれぞれすぎます。
ただ経験則でこういうことがあるんだよー。という話なんだと思います。
件の女医さんのブログは、有名な方であるがゆえに影響力が大きいのでしょうが、誰にでも100%当てはまるとはいえません。
「女医さんが言っていたから、なに食べてもいいんだって!」という免罪符にはなってほしくないなと思った次第です。
やみくもにガマンするのもどうかと思いますけどね。
大事なことは何を信じるかということ。
現代は情報が非常に多く、迷いがち。
誰しも自分の信じたい情報を探しているような気がします。
私ももちろんそうだけれど、その中で模索しながら、自分が少しでも納得できて、わが子をきちんと見ながら育児ができたらそれでいいと思っています。