「田中真紀子元外相が語る自民党の“裏金”と“闇”」で検索をすると、興味不快い話があり、気になったところを紹介します。

(1) 国会議員は、当選1回であろうと10何であろうと300万円近いお金をもらっている。そのほかに党からもらったり、派閥からもらったり、それから個人のパーティーを開いてまたお金をもらっている。

(2)例えば、私が街頭演説をやると、人を動員してもらうわけ。婦人部とか商店街のなんとかさんとか地域の組合とか、人を集めてもらう。そのために、彼らはお金を使っているわけ。だから自分の選挙地盤を確立するためにお金を配らないと人が集まらない。集まったらそれがまた投票行動に結びつくんです。

(3)官房機密費だって、これも税金ですよ。いくらあるのか知らないけど、官房機密費も官房長官が自由に使う権限があるんです。もちろん総理に相談してですよ。
総理が知らないとかとぼけたことは言わないほうがいいですよ。

(4)外務省だって報償費というのがあって、外交のために人質があったらそれを釈放するために連れてくるとか、使い道の建前はあるけど、実際は外交官の幹部が適当に使っているのを何度も見たことがありますよ

(5)自民党はけしからんし、嫌だと思うけど、野党が育っていないし、どうも信用できないから結局投票するとなれば自民党に投票する。でなかったら棄権しちゃうと。嫌でも野党に投票するしかない。

昨日も述べましたが、(自民党程ではないにしろ、立憲民主党も、日本維新の会もパーティ券を売って、(共産党以外は)それに近いことをやっておられます。
 しかしながら、再三再四申し上げますが、問題はそこではなく「料亭政治」です。このままでは、さらに日本は悪化します。

 もうひとつ大問題なのが「やってるフリ政策」です。(HPの「政策提言」のP2)印象深いのが「プーチンー安倍さん」の「北方領土返還ショー」で、国民の前では、いかにも(すぐにでも)返還されるような(期待をする)気持ちにさせながらも、「料亭政治」で、ロシアへの開発資金提供の一部の還流があったと考えていますが、両者ともに、最初からその(=返還する)気のないことが、(今になってみれば)分かります。