心理セラピストの話 -7ページ目

心理セラピストの話

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人は何歳からでもどんな状況からでも変われます
悩みや問題はあなたへの
大事なメッセージ

私が初期の頃に受けたカウンセリングは、高所恐怖症を取ってもらうセッションでした。

恐怖症には、先端恐怖、閉所恐怖、暗所恐怖症、動物恐怖症、昆虫恐怖症、血液恐怖症、水恐怖症など

いろいろあります。

 

恐怖自体は、「危険を回避するためのシグナル」であり、人間の生存本能です。

 

でも、必要以上に怖れるのは、心理的な何かと紐づいています。

その理由は、人によって違います。

 

私の場合は、高いところに立つという感覚が、人前で発表する場面で、後から母親から必ずダメ出しをされるという

恐怖に繋がっていました。

まさか、そんなことと関係があるとは、カウンセリングの中盤までわかりませんでした。

今では、前のような高所恐怖症はなくなりました。

 

人は、10~20のビリ-フ(思い込みの価値観)を持っていると言われています。

コツコツと、自分のビリ-フに取り組んできた私は、カウンセリングを受けるたびに、

「ああ生き辛かったね、これが理由だったんだね」という場面に何回も気づき、楽になってきました。

 

そして、その後に、私のボトルネック(一番の原因)は、これだったんだと思ってから、かなりたった後、

ものすごいエネルギ-を持った、トラウマがやっと姿を現しました。

コツコツ取り組んできたからこそ、やっと出てこれたんだと思いました。

中学1年生の部活の先生に言われた言葉でした。

 

ずっと、忘れていたこと。

その出来事にフタをして、無かった事にしていたトラウマでした。

でも、自分では、もう忘れていたし、今の自分に何か影響があるとは、全く思っていませんでした。

 

単回生トラウマ(単発の衝撃的な出来事)は、その体験後に生理学的な反応が出て困ります。

今までの自分のことを考えてみれば、生理学的な反応がたくさん、何回も出ていたことに気づきました。

 

例えば、人前でマイクを使って話す時、喉が締め付けられるような感じになって、声が出ない。

怖いと思っている人と話す時、緊張で心臓がバクバク早くなり、体中が心臓のバクバクに、乗っ取られるような感覚で、

身体が動かなくなり、思考が停止して、耳も聞こえなくなる。

 

今思えば、すごいことなのに、自分にとっては、当たり前の感覚で、緊張しやすいんだな・・くらいに思っていました。

この症状は、軽い時もあったので、カウンセリングを受けなかったら、、単回生トラウマを抱えていたなんて、

私は一生気づかなかったと思います。

心理学を学んでいても、そんなトラウマを持っている人がいるんだ・・・と、他人事でした。

まさか、自分が持っていたとは。

 

これを扱った日の長いカウンセリングの後に、セラピストから、「どうですか?」と聞かれて、私が言った言葉は、

「カウンセリング前は、ふわふわした感じだったけれど、今、どっしりと、身体に自分が戻ってきた気がします」

というものでした。

 

他の変化は、

◎とても深く眠れるようになった。(子供の頃に感じてた眠り。深く眠れるようになったからこそ、今までが浅い眠りだったと気づいた)

◎自分が戻ってきた。(今ここ、を感じる。いつも何かに焦っていたような感覚がなくなった)

 

そして一番の変化は、境界線をつくることができたこと。

周りの反応が怖いとか、オドオドするような感覚が、何となくいつもあったけど、なくなってきた。

自分は悪いと無意識で思っていたことが、私は悪くなかったし、相手の問題だったと、私の99%の無意識がそのことを体験したから。

 

だから、普段の生活の中で、相手の問題を、自分のせいじゃないかと考えて苦しむことも減ってきて、

相手の問題に気づくようにもなってきました。

 

境界線が引けたからです。

 

セッションの中で、私は、自分で自分を守る体験をしました。

「自分が自分を守る大切さ」

 

勇気を出して向き合って、本当に良かった。

中学生の時、辛かった私を、やっと救うことが出来たことも嬉しかった。