私が初期の頃に受けたカウンセリングは、高所恐怖症を取ってもらうセッションでした。
恐怖症には、先端恐怖、閉所恐怖、暗所恐怖症、動物恐怖症、昆虫恐怖症、血液恐怖症、水恐怖症など
いろいろあります。
恐怖自体は、「危険を回避するためのシグナル」であり、人間の生存本能です。
でも、必要以上に怖れるのは、心理的な何かと紐づいています。
その理由は、人によって違います。
私の場合は、高いところに立つという感覚が、人前で発表する場面で、後から母親から必ずダメ出しをされるという
恐怖に繋がっていました。
まさか、そんなことと関係があるとは、カウンセリングの中盤までわかりませんでした。
今では、前のような高所恐怖症はなくなりました。
人は、10~20のビリ-フ(思い込みの価値観)を持っていると言われています。
コツコツと、自分のビリ-フに取り組んできた私は、カウンセリングを受けるたびに、
「ああ生き辛かったね、これが理由だったんだね」という場面に何回も気づき、楽になってきました。
そして、その後に、私のボトルネック(一番の原因)は、これだったんだと思ってから、かなりたった後、
ものすごいエネルギ-を持った、トラウマがやっと姿を現しました。
コツコツ取り組んできたからこそ、やっと出てこれたんだと思いました。
中学1年生の部活の先生に言われた言葉でした。
ずっと、忘れていたこと。
その出来事にフタをして、無かった事にしていたトラウマでした。
でも、自分では、もう忘れていたし、今の自分に何か影響があるとは、全く思っていませんでした。
単回生トラウマ(単発の衝撃的な出来事)は、その体験後に生理学的な反応が出て困ります。
今までの自分のことを考えてみれば、生理学的な反応がたくさん、何回も出ていたことに気づきました。
例えば、人前でマイクを使って話す時、喉が締め付けられるような感じになって、声が出ない。
怖いと思っている人と話す時、緊張で心臓がバクバク早くなり、体中が心臓のバクバクに、乗っ取られるような感覚で、
身体が動かなくなり、思考が停止して、耳も聞こえなくなる。
今思えば、すごいことなのに、自分にとっては、当たり前の感覚で、緊張しやすいんだな・・くらいに思っていました。
この症状は、軽い時もあったので、カウンセリングを受けなかったら、、単回生トラウマを抱えていたなんて、
私は一生気づかなかったと思います。
心理学を学んでいても、そんなトラウマを持っている人がいるんだ・・・と、他人事でした。
まさか、自分が持っていたとは。
これを扱った日の長いカウンセリングの後に、セラピストから、「どうですか?」と聞かれて、私が言った言葉は、
「カウンセリング前は、ふわふわした感じだったけれど、今、どっしりと、身体に自分が戻ってきた気がします」
というものでした。
他の変化は、
◎とても深く眠れるようになった。(子供の頃に感じてた眠り。深く眠れるようになったからこそ、今までが浅い眠りだったと気づいた)
◎自分が戻ってきた。(今ここ、を感じる。いつも何かに焦っていたような感覚がなくなった)
そして一番の変化は、境界線をつくることができたこと。
周りの反応が怖いとか、オドオドするような感覚が、何となくいつもあったけど、なくなってきた。
自分は悪いと無意識で思っていたことが、私は悪くなかったし、相手の問題だったと、私の99%の無意識がそのことを体験したから。
だから、普段の生活の中で、相手の問題を、自分のせいじゃないかと考えて苦しむことも減ってきて、
相手の問題に気づくようにもなってきました。
境界線が引けたからです。
セッションの中で、私は、自分で自分を守る体験をしました。
「自分が自分を守る大切さ」
勇気を出して向き合って、本当に良かった。
中学生の時、辛かった私を、やっと救うことが出来たことも嬉しかった。