山田孝之マイナー映画

「点」

「愚行録」は合わなかったけれど、
「蜜蜂と遠雷」は2019年度、僕の邦画ナンバーワンだった石川慶監督のショートムービー。

ちょうど、その2つの作品の間に撮られている。

ネットで調べると、主題歌担当の女性バンドのデビューにちなんで制作されたとのこと。

何と幸せなバンドでしょう!😃

26分と、とても短いし、筋らしいものもない、ワンシチュエーションものだけど、

さすが長編のいいものを撮れる監督作品だけに、

映画で観せる、魅せることを分かっていらっしゃる、って、思いました。

うなじを剃るシーンでは、2人の過去や
絶対に起きない未来、
でも、ちょっとだけ、起きて欲しい、
起きたらどうなるのかな、 
っていう未来をも、感じさせるシーンでした。

そして、主演の山田孝之さんもまた分かっていらっしゃる!

言い澱むことさえ、何か深いものに感じされるし、

ただ、佇むだけでも、多色に思わせてくれる。

映画を大切にしている山田孝之さん、

これからも様々なジャンルの映画に出て
引っ張っていってください!

ちなみに、ショートムービーは、最高点は
4.0としてます、、、