「人狼城の恐怖」二階堂黎人 | のちゃのストーリーストーリー

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創作小説と書評
サブカル全般を気ままに語る

とにかく長い。単行本で四冊、四部作で原稿用紙4000枚。最初の一冊めは一日で読めたが、二冊めは三日、三冊目は一週間。四冊めの完結編は一ヶ月かかった。読むのが遅れれば遅れるほど、最初の方の展開を忘れてしまってる。ともあれこの作品は世界最長の本格推理小説であるらしい。しかも、最後もすっきり終わらない感じなのだ。
結局、城にまつわる巨大なトリックがあり、そのトリックの性質上、物語が長大になるのは必然であったのかもしれない。書く方も書く方だが、これを読む方も読む方だろう。この作品は、本格推理小説としてどうか、という評価を超えた存在になっている。というわけで、気楽に続けるという趣旨から始めたこのブログ。今回、感想は割愛する。




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