地震から一ヶ月くらいたちました。その間、生きてるだけでありがたいという気持ちを常に思いながらも急に襲ってくる不安感。少し大きな生活音があると身体が敏感に感じて疲れます。仕事上、笑顔を作るのですが、心から笑えない自分が辛くて、辛くて何度も隠れて泣きます。家族にも隠れて。弱い自分を受け入れ、生きるのは本当に大変ですね。
でも、少しづつ、少しづつ心が元気になってる自分がいるのも、わかるようになってきました。
時間がまだまだかかるけど、時間が解決してくれるという言葉は本当なんだなと感じます。
今回、地震にあったのも私の運命。運良く助かって生かされたのも私の運命。
人、それぞれ大変な時期や場面は違いますが、生きるって本当に大変ですね。さて、どうやって生きようか。
最近は、色んな場面や家族や自分にまで
「さようなら」
と心の中で思いながら生きてます。
あたりまえの平凡な生活に、あたりまえではない事をわすれない為、一瞬、一瞬があたりまえではない事を思い出し、生きたいから。
テレビでは復興、復興と輪島や穴水がよくでてきていますが、そこはボランティアの方やテレビ局の方、色んな人が行かれるから復興が進んでいますが、私の実家がある珠洲市大谷町はボランティアの方もまだまだ入れない所。だから、テレビにも出てこない。復興も進んではないし、家は全壊していても、調査員も入ってないみたいで何も変わってない状態、状況。元々大谷に住んでいた人が2次避難して金沢に今はいますが、自分の家の様子を見に大谷に行かれ、色々、今の状況、状態を教えてくれました。
場所によって不公平差がでているのが、悲しいです。