菊花賞前日に思いもよらぬ知人からのメールを受信した。
「菊花賞見に行きますので、予想を教えてください!」
送り主は、自分がアイルランドにサドラーズウェルズを見に行った時に、宿泊したBBで知り合ったAちゃん。
変わった娘で、アイルランドの辺鄙な街にいた彼女は、その地域で有名な城を見に来ていたとのこと。
自分がクールモアを見学にも行くのについてきた。
ゆえ、少し競馬に興味があるらしい。
それ以来たまに連絡する仲。
兎に角笑える娘。
やはりかましてくれた。
「菊花賞いくのか?いつ京都にいくんだ?」
と尋ねると、「え、菊花賞って京都でやるんですか?」
の答え。
思わず、ずっこけた。
聞けば、浦和の競馬好きの友達と浦和競馬場との事。
なるほどと、納得。
問題の菊花賞の予想。
予算は?と尋ねると1000円とのこと。
今の彼女の生活状況を考えると、重たい野口英世。
メモ用紙にもならい磁気の付いた紙クズ1枚にするわけにはいかない。
随分頭を捻らせた。
菊花賞の当日に電話で買い目を奨めた。
「京都、三連複、軸2頭、ゴールドシップとスカイディグニティ軸で、ライカニツヨシ、フェデラホール、ユウキソルジャー、マントシャスタ、ロードアクレイムね」
と電話口で予想を教えてあげた。
結果はご存じのとおりだ。
ゴール版を通り過ぎて30秒もしないうちに「流石です!」のメール。
なんとか、1枚の英世を紙クズせずに、9枚の野口英世に変える事に成功した。
彼女はとても喜んでいた。
自分は恥ずかしながら、最後の最後に買いそびれた。
しても、人のラッキーは自分のラッキー。
我が事の様に嬉しい。
見立ては80%当たったと言えよう。
展開は以外にも後方からの競馬に少し驚いた。
しかし早々に進出。
最後は押し切る競馬。
やはりゴールドシップは宝船。
自分が◎を打ったスカイディグ二ティはマークに徹したが、粘りの競馬をされては分が悪い。
しかしあの競馬でないと2着も危うかったと思われる。
メンディザバル騎手の判断こそが2着の確保を助けてくれた。
今度こそ◎をしっかりヒットさせたい。
さて、3歳限定G1のレースも終わり、古馬の番。
天皇賞・秋。
どうやら天覧レースになるらしいが、これも予想のファクターにしたい。