可能な限り「学習中の言語で日常生活を満たす」こと
それがうまく作用すればするほど、習得は早くなります。
重要なのは、日々の「遊び」に組み込んでしまうなど、その言語に触れるハードルを極力低くすることです。
著者は自身のことを、決して語学の達人ではないと断言しています。
ただ単に、いままで12の言語をほぼ独学で習得するなかで、どのような言語でも「このポイントさえ押さえれば、効果的に身につけられる」というコツをつかみ、実践してきただけだと。
●飽くことなく外国語学習を続けるには、
「モチベーションの高低にかかわらず、気付いたら今日もちょっとはかどっていた」
という現象を起こし続けることが重要。
そのために重要な意味を持つのが、物理的な環境。
モチベーションの高低にかかわらずサッと学習に取りかかれるように、「最初の一歩」のハードルが低い環境をつくっておくべきだということです。
私が実践しているのは、「教材をしまいこまずに、すぐに目につくところに置いておく」「学習に使用しているYouTubeチャンネルのページを開きっぱなしにしておく」「音声教材をダウンロードしてすぐに再生できるようにしておく」といったことです。