「ライ麦畑でつかまえて」を読みました。
有名なサリンジャーの小説です。
「ライ麦畑でつかまえて」の【母だからわかる】あらすじ&解説と、名言をピックアップ。
去年、「謎ときサリンジャー」という本を読みました。
「ライ麦畑でつかまえて」に関するページもあり、
ずっと「ライ麦畑」を読みたいと思っていました。
最初に読んだのは30年前だったのもあり、「謎ときサリンジャー」を読んでも「ライ麦畑」の細かいところを覚えていなかったのもあり、せっかくの謎とき解説を十分に味わえなかったからです。
それからずっと、「ライ麦畑」を読み直したいと思っていました。
近くの図書館で、「ライ麦畑でつかまえて」を借りてきました。
時間がないなかで読み始めましたが、なかなか進みません。
スペンサー先生のシーンから進まない。
有名な白水社から出ている野崎孝訳版です。
P5〜P332まであります。
今回のコロナで自宅待機期間もあり、
何とか最後まで読み終わりました。
さて、もう一度、「謎ときサリンジャー」の「ライ麦畑でつかまえて」の謎ときページを読み直さないと。
いまなら、あのときピンと来なかった指摘が手にとるように理解できる気がします。
まさか、そんな謎ときが隠されていたなんて知らずに読んでも十分面白い小説ではあるのですが、
隠された謎を明らかにしながら読むと2倍3倍も楽しめる気がするから不思議です。
そのあとはもう一度、「ナインストーリーズ」を読み直さないと思っています。
サリンジャーの小説世界はなかなか奥深いものが隠されています。
ただストーリーだけを理解して通り過ぎてしまうにはもったいない作品たちです。
最も残された作品があまり多くないというのもとっつきやすい魅力かもしれません。
なんたって、唯一の長編が「ライ麦畑でつかまえて」ですから。
5月から公開される「サリンジャーと過ごした日々」を映画化した「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」も予告編を見ると面白そうです。