このブログを見てくれてる方でも、ファッションに興味がある人が多いと思う。
中には学生でアパレル業界に就職しようとしている人もいると思う。

だからそんな人たちのためにも、今後のアパレル業界の動向や、
人類が生み出した「ファッション」という文化のオイラ的未来予測についてちょっと書いていこうと思う。。。


で、今回の「Think About Future」はそんなファッションの未来を考えてみる。
(ちょっと「NHKの教養番組風」にいってみたいと思います 笑)

「未来の服」って題したけど・・・
これはオイラが予想する「未来のファッションとそのマーケティング」についてのコトね。
って言ってもそんな先のコトわかるわけないし、
自分が死んだ後の世界のコトなんか予測しても約に立たないから・・・
いいとこ15~20年後の未来の服についてネ。

特に今回のテーマは・・・「色と素材」について。





よく、映画とかで「近未来」を題材にしたものがあるけど・・・
それに登場する服って・・・やはり映画だし、
どう考えてもその時代には不可能な設定もある。
最近はCGも多いのでやりたい放題だ。

みなさんは「近未来の服」ってどんなイメージを持ってるだろうか?

とりあえず「全身タイツ」?
やたら「メカ」?
未来」だからそれじゃあ行き過ぎか?
無難なトコで「多機能装備のスーツ」か?

まあ、いろいろあると思うけど・・・。


20年後。
まず、「素材」は絶対に進化してるはず。
今現在の技術の進展と人々の趣向の変化を考慮したオイラなりの予測は…

やはり!「真っ白な服は異様に増える」


と思う。

具体的にどうゆうことかと言うと…
「最初から色が付いてる服」が減る。

元々、洋服に使われている原料はほとんどが「白」だ。
繊維業社がその年の流行色予測してを生地メーカーとかアパレルに提案し糸を染めるわけだ。
色だけに関して言えば、実は流行の発信源は糸を作ってる繊維業社なのだ。

だけど、この10年くらいのファッションの流れを見ていると、
一つの色だけが継続的に流行する事が減ってきている。
これは消費者の趣向(スタイル)が「十人十色」から「一人十色」になってしまったのと、
最近良く耳にする「~MIX」ってヤツのせいだと思う。

「MIX」。読んで字のごとくいくつかのスタイルを混ぜちゃうのだ。
最近、何でも混ぜる。
「甘辛MIX」とかはっきり言って正反対なのを一つのスタイルの中に混ぜちゃって新しいスタイルを作っている。(でも、カワイイと思うけど)

スタイルが増えすぎて、もう混ぜるしかネタがないのだ。
(コレって音楽でもそうだね。DJとか)
混ぜると結局「過去の産物の融合」だから、
新しいスタイルを作るのは簡単。とりあえず混ぜまくり。
だけど、所詮過去に出たスタイルの寄せ集め。
「熱しやすく、さめやすい」のが特徴でもある・・・。

近年、流行のサイクルが激早くなってる。

「モード⇒流行⇒定番⇒衰退」というルートは過去の話。
最近は「モード⇒衰退」が光の如く・・・
スゴイ時は数ヶ月サイクルで繰り返されてる気がする。
(※モードとは“流行る”以前の“最先端”のこと。)

しかも、「一人十色」でターゲットの趣向が1系統じゃない。
まさに一人が10系統くらいの趣向をもっているのだ。
(年齢による趣向の差もそれほど無くなってきている・・・)


こうなると困るのが作る側。
まったく流行を予測できないし、ターゲットも絞れない。
予測して、モノを作ってる間に流行が過ぎ去ってしまう。

例えばユニクロ。
流行予測やターゲットの絞込みが出来ないから色数をやたら増やして、
サイズやシルエットも万人向け。
老男若女、誰でも着れるケド・・・。
コレってコストとロスは半端じゃない。



オイラの考えたのはその真逆・・・。


「色を着けて売らない」



って事。

色が着いてるって実はコストがかかってるってコトなんだよね。
だから売れるかわかんないのに予想だけで色決めちゃうと、
絶対に売れない色って出てくる。
「白」は染めるという工程がない分じつは原価が最安。
逆に考えると、同じアイテムで、「白」が色がついてないくせに他の色と同じ値段なら・・・
他の色に比べて「白」が一番儲けが高いのだ。買うほうは実は損してるかも・・・。
Tシャツなんかいい例での卸価格を見るとその辺のことは明らかだ。(参考URL


作る段階で色を決めるのって一種ギャンブルなんだよね。
デザイナーやMDだって人間だ。
なんとなくの流行りの傾向はわかっても予想を外して売れない商品を絶対に作る。


だったら、予想するのやめちゃえ。
色着きの服は全て受注生産にすればいい。


あくまでも予想(妄想)だけど、オイラが考える未来のショップはこう・・・。

ショップにはサンプルとして何色かの色展開をした商品が置いてあるが、基本は「白」で、値段は有色よりも安い。色を染めるのはオプションで、別途料金が発生する。
その代わり、セミオーダーみたいなもんだから、誰も着ていない様な色にも出来る。
染色技術の進歩で、オーダーを受けた服の染工の時間は約1時間!(「45分仕上げの写真屋さん」みたいな感じ。)
こだわった配色や柄などの場合は数日かかるかもしれないけど、その場合は郵送とか。。。

店内には鏡の変わりに人間が等身大で写る大型のモニターとビデオカメラが設置されている。
お客が商品を気に入ったら、まず、白のサンプルを試着してビデオカメラの前に立つ。
すると、大型モニターにお客の映像が映し出されて、リアルタイムで服の色を変えて見たり出来る。
お客はそこで気に入った色の染色を依頼して会計する。
1時間後、もう一度店に来ると気に入った色の服が手に入る。


まあ、今聞くとホント夢のような話だけどネ・・・(笑)

進化したショップと言うよりも昔ながらの「仕立て屋さん」に似ている。

でも、コレならかなりのコストが削減できるし、色に関しての予測が必要ない。
(その分デザインやクオリティーに力が入れられる。)


しかし、最新の素材について調べてたら・・・さらにスゴイことが出来ることに気付いた!!


続く・・・。