皆さんこんにちは😃
有田みらいです。
新年あけましておめでとうございます。
良いお年をお過ごしください❣️
今日皆さんとシェアしたいことは、SSW(スクールソーシャルワーカー)についてです。
以前、ある新聞記者の講演会で、ひとり親家庭の相対的貧困についての話を聞いていた時に、隣の席のおじさんが「何も分かってねえくせに。ふざけるな。」と何故か怒っていました。
私の勝手な推測ですが、そのおじさんは、「自分が子供の頃はみんな貧しかった。別に大学に行かなくたって何とかなるんだ。」って言いたかったのかなぁと思いました。
おじさんの言う事は分かります。
そのおじさんはおそらく60代だと思いますが、その方が子供の頃は、1970年代でちょうど高度成長経済にあたります。
日本の経済は右肩上がりで仕事がたくさんあり、国民躁鬱状態のように、シャカリキに働いていた時代です。
この頃の大学進学率は30%後半。
ほとんどの人が、大学に進学していない事になります。それでも仕事もありましたし、貧しくても夢や希望がありました。
なんたって、政府のスローガンが所得倍増計画ですからね。
今じゃ所得倍増なんてスローガン考えられないですよね。
あれから数十年。。。
日本はGDPは3位となり先進国となりました。
が、相対的貧困が増え、見えない貧困の連鎖が続いています。
現在の大学進学率は57、9%です。
おじさんの若かりし頃と比較すると約2倍の人が大学に進学しています。
その内、親の年収400万以下の子供の進学率は31、4%、1000万以上だと62、4%となります。
現在は、以前よりも貧富の差が広がり、お金に余裕のある家庭はより良い教育を受けれるようになっています。
貧困格差の中で、教育を受けられない子はその連鎖を断ち切ることが出来ません。
話の冒頭で、その記者が書いた貧困家庭の記事を読みましたが、読んでいて辛くなりました。
単にお金がない事よりも、自分の力を10代にして諦めている事が悲しくなりました。
私なりにどうしたら良いのかを考えたのですが、教育と心のケアが大事だと思いました。
教育こそが人生を変えられると思っています。
学歴ではなく、自分で考える力です。
それを鍛えるのが教育だと思っています。
具体的な提案としては、N高校などいかがでしょうか?
カドカワが経営しているネット高校です。
投資部や起業部もあり面白そうだし時代にあっているように感じました。
授業料も、就学支援金を使えば3年間で20万円です。
私が通っていた定時制高校は月5000円なので、それと比較してもN高校の学費は、さほど高くないと思います。
心のケアですが、SSW(スクールソーシャルワーカー)をもっと多く学校に配置してはいかがでしょうか?
文科省がH29に発表した、SSWを高校に配置した際の報告書を見たところ、一定の効果があったと思います。
が、SSWの賃金が一般の会社員よりも低いことは、どうかと思いますが。
個人的には、そこに予算を使っても良いと思いますが。
長い長文をここまで読んで下さりありがとうございます。