こんにちは
おひさまかあさん研究所
主宰のゆきです。
私がやっている子育ての個別セッション。
その相談の多くに、
子どもへのイライラが止まらない
というのがあります。
実は私、
自分のイライラで
我が子をつぶした経験があるんです。
小さい頃から水泳が大好きだった長男。
「魚になるのが夢」でした。
小学校入学時には選手コースに入り、
プールにはほぼ毎日通っていました。
低学年の頃の長男は
泳ぐのがとにかく好きで、楽しくて、
水の中が大好き!
今日はギュイーンって進めた!
飛び込みがイルカになった!
タイムがあがった!
…などとキラッキラの笑顔で話していましたし、
そんな彼を見ている私も、それだけで十分満足だったんです。
ところが、
これが高学年になると、
100分の1秒を競うようになってくるんですね。。。
このタイムを超えないと、
試合にすら出られない
…みたいになってきますから、
試合で結果を出すために、
練習にはこう取り組むべき
日常生活はこう送るべき
コーチとはこう接するべき
ライバルとはこう付き合うべき
これを食べるべき
このトレーニングをすべき
練習はこう振り返るべき
…と、
その頃の私は、
彼にたくさんの「べき」を課していたんです。
それが彼のためだと信じていましたし、
私は彼を全力で応援しているつもりでしたから。
でも、
彼に対して私はいつも
イライラしてたんですよね。
どうしてこの「べき」をちゃんとやれないの?…と。
そして彼は、
小学校卒業と同時に
水泳を辞める選択をしました。
毎日一緒に過ごした
コーチや仲間の前で
もう泳げない。
水泳は本当に好きなんだけど、
これ以上泳ぎ続けられない💧
…と
号泣しながら「辞める宣言」する彼の姿を見て、
あぁ…私は
私の「過分なべき」で
彼をつぶしたんだな。。。
…と
この時、明確に自覚しました。
親は子に期待します。
しつけや教育は親の役目です。
でも、
子へのイライラって、
親の
「べき」が
原因
なんですよね。
親が勝手に期待して、
親が自分で「べき」を設定して、
親が一方的に子どもにイライラしてるのに、
さも子どもが悪いかのように
親が勘違いして、
しつけのつもりで 応援のつもりで
親が勝手に感情をぶつけて
感情を持て余して、
親も子もしんどくなる。。。
子へのイライラは、
「親のべき」が原因なだけ
なんです。
しつけは大事。
教育は大事。
子の自主性を伸ばすことと、
子を放任することとは
わけが違う。
でも、
子どもにイライラしている状態が
今、どうしてもしんどいなら、
その原因となっている「親自身のべき」と
向き合ってみるのがおススメですよ。
じっくり向き合いたい人は、
おひさまかあさん研究所で一緒にやりましょ
ゆき