スーパーにいくと、正月食材の半額セールをしていました。
生そば、天ぷら、なるとを買ってうろうろしていると、「やつがしら」というのがありました。
「やつがしら」といえば、沖縄に飛来してくる渡り鳥もありますが、食材ははじめて。
真ん中の芋です。左側が普通のじゃがいも、右側は普通のサツマイモ
「やつがしら」はサトイモのお化けみたいなもので、おせち料理に使われるそうです。
初挑戦、作ってみました。
作り方
1 やつがしらは洗って皮を厚めにむき、同等の大きさに切り、水につける。
2 水をきったやつがしらを鍋に入れ、かぶるくらいの水と塩ひとつまみを入れて下ゆでする。
(沸騰したら弱火で10分程度)
3 やつがしらを、ざるに上げてお湯を切り、鍋を洗ってからやつがしらを戻し入れ、ひたひたのだし汁(今日は白だしを使用)を注いで、中火にかける。
4 煮立ち始めたら、火を弱めて、さとう、酒、みりん、塩、醤油の順番に加え、煮汁の表面がコトコトする程度の火加減で煮る。鍋のふたは少しずらす。
4 やつがしらに竹串をさして、やわらかくなったら、火をやや強めて、煮汁を蒸発させる。
5 煮汁が鍋の底に少し残るぐらいになったら、火を止め、煮崩れないようにそっと上下を返し、鍋の中に入れたまま冷ます。
おいしいでです。沖縄でいえばたーんむの煮物みたいなものですが、ネバネバ感があって、柔らかいです。
薄味で十分。食材の味を楽しめます。