先日、同僚と、取引先の方のところにそれぞれ赤ちゃんが誕生しました。
そんなに大勢妊婦の知り合いがいるわけでもないのに、出産日が重なる日って言うのはやはり何かあるのか…(大潮とか満月とか)


取引先の方のところは、十数年ぶりかつ超高齢出産に挑まれたんです。

無事生まれてよかった…!


このおうちは数年前に、一粒種であった当時小学生の息子さんを亡くされていて。
既に高齢出産で授かった子だったはずなので、そのショックとか悲しみとか、察して余りある。
(若けりゃいくらでも次の子が生めるから良いってわけじゃないけれど…)
しかも持病とかがあったわけではなく、元気だった息子さん。
発熱時に解熱剤を使用しての突然死だったとのこと。


「解熱剤は使わないほうがいい」と、それを知っている上司はぽつりと言いました。


育児論ではないんだけど、こういう体験に基づいた忠告(?)やアドバイスって聞くことがたくさんあってちょっと怖くなる。

ママさんバレーの先輩ママは、「うちの子は牛乳を飲ませたら発疹が出て大変だったから、最初は薄めて飲ませないと。牛乳は怖い」
実母は「生もので発疹が出る家系だから大きくなっても食べさせないほうがいい」(実際、アレルギー体質なのは妹だけで、実は私自身は小学校上がったくらいから生ものは平気)


とかね。


でも、解熱剤にしても、その子はそうだったかもしれないけど、うちの子は違うかもしれない。
逆に使わなかったことで熱が下がらずに却って大変なことになるかもしれない。
アレルギーにしても出るか出ないか与えてみないと分からない。


いろいろな場面で、親の判断ひとつでどうなるか分からないことって多くて。
もちろん、その都度小児科の先生や保育園の先生に相談したりはできるけど、結局最後に方針を決めるのは親。


自分のことなら、自分で責任を取ったり納得して我慢すればいいけどさ。


小さいときはSIDSとか気にしてたけど、今はもうこのまま何となく、何事もなくすくすく育つんだろう…くらいに思ってたけど、そうとは限らないんだよな。


生まれてすぐのカンガルーケアで、「重っ」って思ったっけ。(うちは3700gあったからかもしれないけど)

これが命の重さなんだな、覚えておこう、って思った。

忘れる暇もないほど、子どもはどんどん重くなる。


このまま本当に何事もなくすくすく育ってくれますように。