2018年の春。

2シーズン目を迎えたNumber.

そこに加入した一人が

Seinaさんだった。

 

試合後の一枚。

前のシーズンで顔見知りになった左の2人と違って、

Seinaさんの表情はまだぎこちなかった。

 

その年の秋シーズン。

サイドラインでのパフォーマンスにも登場した。

 

Number.というチアリーダーは、

アメフトのチアリーダーなのだが、

ハーフタイムショーでは、

会場の音響を借りて曲が流れる。

 

それなりのクオリティーをもったパフォーマンスを披露する。

 

しかし、

他のチームでは存在するハズの

スピーカーや音響機器がない。

 

音楽がない環境でパフォーマンスをする。

 

その分、

ゆるーい感じのチアだ。

 

それが、

ダレた雰囲気ではなく、

懸命にパフォーマンスをするのだが、

ゆるい雰囲気を併せ持った

独特な魅力を持つチアだった。

 

Seinaさんもその中で、

伸び伸びとやっていたように思った。

 

特に自己主張するわけでもない。

仲のいいメンバーの中でも大人しいほうだと思っていた。

 

2019春シーズン。

このままNumber.にいると思っていた。

 

だから、驚いた。

 

Bリーグのチアを目指したことも驚いたが、

顔つきも、

立ち居振る舞いも変わったことに。