自分や家族が、コロナの影響で職を失ったらどうしよう・・・と心配されている方、沢山いらっしゃると思います。
休業要請によってお休みしていた方たちも緊急事態宣言が解かれ、本格的に仕事復帰した時に会社が元通りにならず・・・
人員整理が始まり・・・
今後、働いている立場が不安定な状況になる可能性があります。
そんな時、もしも会社から
「申し訳ないけれど、辞めてもらえないか」
と言われたらどうすればいいのか調べてみました。
絶対に
「はい、わかりました」ってすぐに返事をしないで下さい!
「会社も大変だもんね、わかるわー」
って思っても、
「前からずっと辞めたいと思ってたんだわー(笑)」と思ってても、
即答しちゃ
ダメ🙅♀️🙅♂️
「解雇」と「退職」は違います。
「解雇」は、よほどの理由がなければ出来ません!
整理解雇でも、厳しい規制があります。
仮に解雇が不当でないとしても、30日以上前に予告しなくてはいけないのです。
「退職」は、合意の上で会社を辞めることです。自己都合退職だと、雇用保険で3ヶ月間基本手当を受給できません。実際には退職勧奨の場合は、給付制限を受けずにすむようです。
では、何て返事をしたらいいのでしょうか?
「少し時間を下さい」
・・・
と答えましょう!(^o^)
【解雇の予告義務】
労働基準法では、30日間の予告期間を義務づけています。
もし退職勧奨を受け入れてしまうか自己都合退職の場合は、解雇予告義務は発生しません。
使用者(会社)は、30日分以上の平均賃金を支払うなら予告なしに解雇することが認められています。
辞める意思が無いのに解雇予告手当を請求してしまうと、退職勧奨に応じてしまったとみなされ、不利になる場合がありますので注意しましょう。
「少し時間を下さい」と答えた後は、労働組合や都道府県の労働局にある総合労働相談窓口で相談しましょう。
会社を辞めることになった場合、退職後に使える制度があります。
ハローワークで雇用保険の手続きをして生活費を確保、職業訓練で技能を身につけることも出来ます。
貯蓄が少なく家賃等の支払いが出来ない場合は、社会福祉協議会で貸付の申込みが出来ます。
ケ・セラ・セラ
何とかなることもあります
あぁ〜、そうなんだ。こんな流れなのね〜と少ーしでも参考になれば嬉しいです😊