お久しぶりです、私は元気です!
4年ぶりに投稿するのはメインで飼育しているグラントシロについてです
まず今回の報告に至るまでの経緯について、
今からちょうど1年前の今頃、グラントシロカブトの新成虫をペアで購入しました
サイズはオスが71ミリ、メスが50ミリ程
申請中で購入しましたが、後食してたみたいで、1週間置いて交尾させてみたところ、成功しました
すると...
なんと、爆産
更に産卵し、最終的には150個近くの卵を産んでくれました!ありがとう!!
孵化するまで半年はかかると思っていたんですが...
おそらく採卵から3か月経ったかどうかってところです。
この調子でどんどん孵化して、3週間後には孵化ラッシュ!!
この期間でおよそ60匹ほどが孵化
やはり繁殖行動を行うと寿命は短くなるのかな...
卵は孵化ラッシュの後も孵化を続け、初回採卵の卵は50個中47個が孵化しました
2回目採卵した卵の孵化率は不明(多すぎてカウントしてなかった)
順調に幼虫たちは育っていたのですが、ここで一つ目の危機が...
それは低温による黒点病の発症です
集団で管理していた卵はカイロを入れていたため低温にさらされることはなかったのですが、孵化した幼虫は土に入れ替えていたため温度管理が困難に。
暖房機器をつけてはいたものの、すべての昆虫ケースが温められてたわけではなく、低温にさらされた個体は黒点病を発症。
黒点病は脱皮しない限りは治らず、孵化したての1令幼虫は脱皮する機会を得る前に黒点病に侵され、星に...
3匹は落ちたことを確認、確認できなかった個体も中にはいたのかもしれません。
それから春を迎え、すべての卵が孵化し、ほとんどの幼虫は2令へと成長しました。
確認できた幼虫は120匹前後
孵化の早かった個体は既に3令に脱皮していました。
それから夏を迎えます
1番の地獄でした。
飼育管理ができる部屋のエアコンが故障し、修理されるまでにヘラヘラ♂の3令幼虫と数えきれない数のグラントシロの幼虫が落ちました。
室温は昼夜問わず30℃を超え、最高温度は38℃を記録しました。
当家唯一のエアコンが無くなったため慌てて冷風機など動員しましたが、室温を32℃に保つのがやっと。
飼育ケースの蓋は全て開け、熱が籠らないようにしていたのですが、ある日部屋中に異臭が...
幼虫がマット上部で死臭を放っていました。
マット上部にいた亡骸を片付けて、マットを少し掘ったらまた亡骸が出てきて、亡骸を取り除く日々がしばらく続きました。
亡骸を取り除いてもしばらくするとまた異臭がし、亡骸をまた取り除く。
何度か負のサイクルを続け、室温を安定させたときには既に40匹ほどがいなくなっていました。
今もマットの中にはまだ死んだ個体がいるのではと思いマット全交換できてない飼育ケースがいくつかあります。。
その夏も過ぎ、やっと秋雨前線のお陰でエアコンを使わずとも快適に過ごせる日々が戻ってきました。
地獄の日々を過ごし、気が滅入っていた中、昆虫ケースを見たら側面に蛹室を作ってる個体がいました。
1週間ほど様子を見て前蛹になったのを確認してから掘ってみると...
既に表皮はシワシワで腹筋運動しかできません
蛹室は十分に広そうなのでこのまま様子をみたいと思います。
できれば蛹化、羽化を撮影したい!
今日の報告はここまでです
次回は蛹化後の報告と現在生存してる頭数の報告ができればと思います
数年ぶりの復帰でございますが、これからどうぞよろしくお願いします!