もう、イラスト見ただけで泣けてきます。


私の妹は、牧場で働いています。


お肉になるための牛さん達を育てています。


ある程度の大きさまで育つと、みんな牧場から姿を消します。


可愛がって育てても、ある日いなくなってしまいます。


妹は、ある時から動物とお話ができるようになりました。


日々、牛さん達とお話をしているそうです。


自分が連れて行かれる日が近づくと、それを悟るらしいです。


中には死を覚悟する子もいるそうですが、ほとんどの子が、恐怖を感じているみたい。


「行きたくない。」

「こわい。」
「たすけて。」

と言われるそうです。


何もできない自分に涙する日々。


この前、連れて行かれる牛さんが、行きたくなくて座り込んで動かなくなったそうです。


そしたら、牛さんを連れて行くおっさんが、牛さんのお腹を蹴り上げたそうです。


妹と同僚の男性はその光景を目の当たりにして、

愛情のカケラもない、命をモノとして扱うその行動に目を疑ったそう。


仔牛の頃から哺乳瓶でミルクをあげて、愛情たっぷりに育てた子を。



動物たちには感情がないと言う人もいます。


違います。

動物たちにもちゃんと感情があります。

それは、1番近くで育てている自分にはわかると妹は言っています。

私も同感です。


大切な命をいただくのですから、最期まで愛を持って接するのが礼儀だと思います。



ただ、畜産業を営む方々には申し訳ないですが、愛情たっぷりに育てている方には申し訳ないですが、早くこの世から畜産業がなくなればいいといつも妹は願っています。


人間が食べるために育てられる命。

必要以上な数を育てては殺していく。

お肉になっても、捨てられるお肉もある。


食べる人がいる限り、それは続けられていく。


だから私はお肉を食べるのをやめた。


私や妹がやめたくらいでは何も変わらないけれど、こういった現状を知って命に感謝できる人が増えることを願います。





以前読んだ、

『アミ 小さな宇宙人』

の一コマ。

今でもとても印象に残っています。


宇宙人アミが食卓のステーキを見てペドロに言います。


「よく死骸が食べられるもんだ!」

「うしの死骸さ。一切れの死んだうしの肉。殺されたうしの肉だ。」




妹曰く、

「人間は、薬漬けにして太らされた、人間で言うたら糖尿病とかにして殺した牛・豚・鶏の死骸を、美味い美味いと言って喰うている。正気の沙汰じゃない。」



言われてみると、おそろしい驚き





こういう話には賛否両論あるとは思うが、これが現実。










牛しっぽ牛あたま豚鳥 みんな可愛い💕