遥々受けに行っていたレッスン場所は、
数多くある中から、ここだ❗️と思って見つけた場所。


きちんと学ぼうとすると日本には、そこしかない。
生徒さん達も皆同じ考えで、さまざまな地域から集まってくる。
私もかなり遠いけど、他の生徒さんもなかなかのものである。


その芸の触りを超初歩的に教えてくれる教室は、私の地域の中にもあった。
アーティストがリタイアして田舎に移り住み、教室を開いてくれていた。


過去に行っていたことがある。
車で15分。近い。
私がレッスンを始めたことで、先生がそれをきっかけに生徒さんを増やしていけた。
最初は良かった。
でも、どんどん芸のレッスンは薄れ、
選挙や保険の営業、飲食店でのイベントの営業等の人たちの、活動の場になっていった。
レッスンを受ける為にお金を払っているのに、営業を交わすことで必死な時間になっていった。
でも、先生からすると生徒さんが多いことは良い事なので、どうすることも出来なかった。
また、地域の噂話ばかり飛び交い、レッスン内容の話は影を潜めた。
でも、しばらくしたら、徐々に全員が辞めた。
私だけが残り、先生が体調を崩されるまでの間は、田舎にしては芸に対する貴重なメソッドを結構教えてもらえたように思う。
凄く感覚的にミステリックに話すので、大事な話だと思っても理解ができなかったことが沢山あった。
ずっと何のことを言っていたのか、まるでシークレットサインかのような感じで。


その先生の元で学んだ内容が要因となって、
日本で随一のティーチャーを探し当て、
習うまでに繋がっていったんだと思う。
地元の先生が、スペシャルティーチャーにジョインしてくれたと思っている。
そして、あの時、仙人のような先生が言っていた意味が、スペシャルティーチャー2人を返して、今ハッキリとわかってきている。


答えを得て、更に奥深い世界であることを知る。
NYでレッスンを受けた時、たまたま隣の席になった学生もこう言ってた。「僕たち、この世界知ってしまったら、もう引き戻せないね。辞め方がわからないね。もう、ムリだね😄」



天国へと旅立ったあの先生が、今の私を見たらこういうだろう。
「え?まだやってんの⁉️😵」



そう。全然辞めれない。
辞めるどころか、どんどん奥に奥に入って行こうとしている。
でも、まだまだ入り口で足踏み状態だ。
勉強量が足りない。


がんばろっ