先日、オーストラリア在住の友人と電話で話した。
彼女は田舎町に住んでおり、世間の狭い地域にもうダウン寸前だった。


日本であろうが海外であろうが、田舎ならではの同じ悩みに直面することに以外性を感じた。

2人で声を揃えて言ったことは、
「都会って癒されるよねー」


ずいぶんと、おかしな話だと思う。
癒やし=田舎
これがスタンダードだ。

しかし、人工が少ない地域で日々視線をガンガンに浴びながら生活している身からすると、都会は自由で開放的。6畳のマンションで充分自由を、幸せを感じる。
田舎で、自分達の地域の中で起こったことしか興味がない人たちの、うわさ話を延々と聞かされるより、都会で様々な話題や価値観に触れている方が性に合っている。



過去に、ある芸能人の方の友人が、ニューヨークから日本の地元に帰省して鬱病を患ったエピソードがTVで流れていたけど、私も友人も同じような境遇だ。
芸能人の友人の場合はダンサーで、地域の人達から生き方を否定され続け、自宅から出るのが恐怖となり、結果引きこもり、そして鬱病。
ニューヨークに戻り心身ともに回復して、最終的にニューヨークで結婚していた。


私の友人はオーストラリアから数週間東京に戻り、正気を養う予定でいる。
癒さられに東京に来る🤣
変な話ー🤣🤣


地元のテレビなどで、我が地域を愛し育む人達の姿を見ていると、地域と心底マッチしていることに毎回驚く。
田舎の悲劇にあまり遭遇せず、田舎を愛し田舎にも愛されている人の爽快な健康的な笑顔。
私からすると、奇跡的な人々だ。
大自然と友達になっているし、
幸せそうにしている。


私はそのような人にはなれないので、
日々の困難を掻き分けながら、
たまに都会に出ては息抜きをしたい。


そしていつか、完全に地元から脱却したい。