今日もいい日になるといいな。
この10年間で、私は不思議な軌道に入った。
地域に合わず、この地域の主婦軍団からの陰湿な嫌がらせを受けてきた。
主婦軍団が職場の中心であり、それと同じでない私はどんどん仕事時間も削られ、プライベートも荒らされ、生活自体を脅かされてきた。
あらゆる可能性を潰されてきた。
毎日、心臓が縮こまる生活。
変装しないと外に出れない生活を送り始めた。
質の悪い主婦がお局となっており、元教師や警察官の妻であっても表面上は彼女と同類に成り下がり、弱い物を虐める側に回っていた。
また、転職しても同じような人々がウヨウヨしており、市民性だと悟った。
私にとって絶望しか無いこの地域で、どうやって生きていけばいいのか、もう何の光も見つけられないと嘆き苦しんでいた。でも、どうしても今はこの地域にいなければいけないのだ。
私は、この地域で気軽な気持ちである習い事をきていた。
主婦軍団は、この習い事をしている私を放置していた。何故ならば私がこの習い事の世界で何者かになることはまず無いと確信しているからだ。
素人が、素人に毛が生えた人に教えてもらっていると思っているので、彼女達の心を掻きむしる要素がなかったので無害だった。
とても楽しく通っていたが、なかなか上達しない。4年程習っても全く上達しない。
未成長がきっかけとなり、外を見るようになった。「どこか他に教えてくれるところがあるかな。」と。
私は、どうせ外に習いに行くなら本当に行きたい所に行ってみようかなと感じ計画を立て始めた。
NYが本場なので、行こうとした。
こうなってくると、私を嫌いな主婦軍団はどんなにちんけな習い事だと思っていても黙ってはいない。絶対に彼女達にバレてはいけないミッションだった。
何故そう思うかというと、いじめが酷くなり退職した後、私は海外に一ヶ月ほど行く予定があった。いじめられて生きるのがしんどくなっている自分を変えるために、海外でエネルギーを取り戻そうとしていた。
それも絶対にバレずに行こうとしていたのだが、彼女達は私が仕事を辞めた後も私の動向をあの手この手で探り追跡してきたことがあり、あらゆる手を使って私が海外に滞在していることをつきとめたのだ。その日から、毎日何回も私の携帯に職場の電話や個人携帯を使って連絡を入れてくる。とにかく私がどこで何をしているのか知りたくてしょうがないのだ。
そのようなストレスを抱えずに習い事に集中するため、絶対誰にも言わずにNYに行くと決めた。
そして、NYの教室に数ヶ月通った。
バカ面白かった‼️
そこからはまた日本で、NYと同じようにバカ面白しろく教えてくれるとこがないか探して今の教室に至る。
習い事はお給料がもらえるわけでもなく、反対にお金が無くなる。生活がどんどん苦しくなる1番の要因だ。
でもこの10年間で、この習い事がなかったとしたら、私はただただ主婦軍団にいじめられる日々を送り、仕事も失いプライベートも監視された狭い地域の中で精神を病んで自殺していたかもしれない。
そう思うと、命綱のような役割として習い事があったと感じている。
そしてこの命綱の世界がめちゃんこ面白い。
主婦軍団にいじめられている世界も現実。
そして習い事で充実している世界も現実。
かたや泥沼で、かたや天国なのだ。
そして今は、地獄の炎が更に何十倍にも強まったかのように、向かい家の犬が一日中吠えるようになり、私の生活は私を狂わせることを目的としているとしか思えない状況である。
ただ、このような地獄の生活を送る中でも、なんとか教室へ行ける時間を無理矢理作って方ことでまた成長に繋がっている。
とにかく習い事の世界は私をとんでもない次元に誘導してくれる。人間が紀元前から紡いできた確かな「美」の歴史に触れさせてくれる。生きる喜びを感じ、生きる意味まで感じさせてくれる。
私は自分の命綱が何か知っている。
不思議にも、それは主婦軍団からのいじめが発生した頃と同時進行で創造してきたものだ。
とても不思議だ。
まるで、誰かが何かが準備してくれていたようだ。
この習い事は私の一生の命綱であり、
使命のようなものだ。
これまでの経験から考えると、この命綱を全力で奪ったり、切ったりする者が現れる。
私が持っているものを奪いたくなる人、もしくは私が持っていることを許せない人が必ず現れてきた。
その姿は「いじめだ!」と訴えられないように巧妙なテクニックを駆使してやって来るんだ。
だから、とにかく住む地域ではこの世界にいることを知られないようにすることを今は徹しよう。
そして、地域でどんなに酷い目にあっても、この習い事の世界を追求することを続けていこう。
現実が酷くても、
まだまだこの美しい軌道にむけて羽ばたき続けていく。
自分に与えられた世界の99%が漆黒であっても、1%が強烈な光の線を放っている。
その光の中を飛ぶんだ。