若い時から少しずつ昔の話を聞き流しながらいた我家の歴史
いつか何かの形でまとめられるのならそれでもいいよ・・・と話していた父
実家の介護を始めた頃から少しずつ自分のルーツ探し本格的にやってみようと思っていました。
それには小さな頃から言われていたある言葉が心の奥にあったからです。
“あなたには無形財産が見えます”そう言われた言葉に何だろう？とずーと思いながらいた事も。それがだんだんと形になり当時の祖父母の事も分かり苦労した事業家であった祖父の事。その影で別な苦労で悔やみ病気にもなった祖母の事。
ひとつの時代を生き抜いた祖父と祖母の時代があったのだと・・・。
介護士さんに「あなた本を書いてください」介護で言われていた事など。
いつかそんな日がきたら？思っていた事がそれがは今だと。
まわりの風に吹かれるようにあたたかな人たちとのふれあいでこうして老若男女、外国人の人にさえも、ここに小さな歴史があったのだと見てくださるのなら嬉しい事だと書きとめ公表する事に致しました。
ここまで背中を押してくださった方達がいたからこそできた自分のルーツ。
人間っていいなーと思いながらすべての事に偶然はないのだとしたら、今ここに公表することは何か意味があるのかもしれません。
神様に、ご先祖様に、そして、まわりの全ての方に感謝を込めて。
常盤 華美
