磁石(2019.6.17ニノ誕生日シリーズ) | ニノのこと♡少し韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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※妄想磁石の短編です。
誕生日シリーズです。









俺はあいつのどこが好きなのか...

思い出してみた。




かわいいところ。

甘えん坊なところ。

ワンコみたいなところ。

天邪鬼。

子供みたいに大笑いするところ。

ゲームが大好きなところ。

誰よりも嵐のことが好きなところ。



俺のことが好きなところ////////

いや、これは違うか(笑)

本当に俺こと好きなのかな...


あ、夜はやたら色っぽいのところ…///

白い肌...

あ、違う違う。

変なこと思い出しちゃった…///


とにかく今日は、カズの誕生日。
大事な日なんだ。


早く帰ってやりたいけどな。

誕生日は過ぎちゃうなぁ。

そんなことを考えているうちに眠ってしまったようだ。


しょうちゃん?

しょうちゃん?


カズの声で目が覚めた。


「あ、カズおはよ。」

「おめでと。」


「ん?」


「誕生日だろ?」


俺がギュッと抱きしめるとカズもそれに応えた。


「しょうちゃん、今日仕事でしょ?」

「夜はいないよね...?」


カズが少し寂しそうに俺を見る。



「うん...ごめん。
今日の夜はお祝い出来ないな。。」


「大丈夫、いいよ。
オレのことはほっといていいから。」



平気そうに言ってるけど...寂しそうな顔だ。


「しょうちゃん、今日はゲームはしないでさ、テレビ観てるからねっ



かわいいな、本当に。
カズを抱きしめると俺は出掛ける支度をした。


俺が支度をしてる間、カズは俺のそばを離れなかった。
ぺたぺたとついてくる。


「しょうちゃん?朝ごはんは?食べる?コーヒー飲む?それとも...」


あんまりにも可愛くて喋ってる口を塞いだ。


「...ん...」

カズがちょっと色っぽい声を出す。
ダメだ、我慢できなくなる。

俺は唇を離すと急いで支度をした。
このままだと仕事へ行くのがイヤになってしまう。


寂しそうにしてるカズに手を振ると玄関から出た。




オレはしょうちゃんが出かけるのを寂しく見送った。

行っちゃった...。

誕生日なのにな。
一緒にいられないのは寂しいよ。


しょうちゃん...
早く帰って来ないかな。

そう思いながら部屋の掃除をして洗濯をして時間を潰す。


ふふ、奥さんみたい(笑)




メンバーからもお祝いメッセージが届いていた。

そして...いつの間にかソファーで眠ってしまっていたみたいだ。


目が覚めるとしょうちゃんからのメッセージが届いていた。




『カズ、空見て。今日はすごく月が綺麗だから。でさ、ちゃんとテレビ観ててよ?』


ん?空?

月かぁ。

オレは空を見上げたけど、よく見えなかった。

んー、見えないな。。


ってかもう夜じゃん。。



なんか誕生日なのに今日1日何してたんだろ?(笑)


そう言えば!
zeroだっけ。


もう終わっちゃうじゃん。


急いでテレビを付けた。


しょうちゃんのネクタイを見て嬉しくなった。

ふふ、黄色...
ハンバーグだって。

今日一緒にいられなかったから罪滅ぼしのつもり?


もう、しょうちゃん/////


早く帰って来ないかな。




もう、0時過ぎちゃったな。

カズのやつ寝てるかな?

俺は撮った写真をカズに送った。


ちょっとキザかな?(笑)


俺からのプレゼント。
俺にとってカズはこのくらい光り輝く存在だからね。
大好きだよ。




しょうちゃん…///
ありがとう。

オレだってしょうちゃんのこと大好きなんだから。



ちょっと遅れたけど...

誕生日おめでとうカズ。