捨てられない想い(ニノ)2 | ニノのこと♡韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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今日は約束通り彼女はやって来た。



合い鍵で入って来る。



「ただいま〜」


「おかえり」
俺はニコッと笑って彼女を迎えた。


でも彼女は怒っていた。


「もぅ〜!和也、ビールっ!疲れた〜」と寝室へ行き着替えてからソファーに座る。


「あの・・・ちょっと・・・?どうしたの?一応女の子なんだから。」



「あのね、今日、会議でオヤジにジロジロ見られて。本当に嫌で嫌で。」


「マジ!?そんなオヤジぶん殴ってやるよっ!!」


「もう、和也はいいよっ!!大丈夫。いつもの事だし。」とビールを一気に飲み「和也?」と何やらニコニコして俺を見る。


「なに?」と俺も微笑むと「お腹空いたっ!ご飯っ!」と俺を見てもう一度微笑んだ。


「あのね・・・俺はあなたのお母さんじゃないんだよ?」


「いいじゃんっ和也〜」と首にまとわり付いてくる。


しょうがないな〜
甘えられると弱い。



俺は昨日作った料理をレンジで温める。



テーブルに料理を出すと本当に美味しそうに食べる。



「和也の作った料理は本当に美味しい。」とニコニコする彼女は本当に可愛い。



「ねぇ、ケーキもまだ残ってるよ。」


「うん。食べる。」
とニコニコしてる彼女はスーツ姿の時とは違い無邪気で可愛い女の子。



「またロウソクつける?」


「え〜もういいよ〜」
とビールで酔ったのか顔が赤い。



「酔ってんの?」


「ん〜ちょっと(笑)」


「顔、赤いですよ?」


「ふふふ・・・」と笑って彼女は俺に抱きついて来た。


彼女は酔うと絡んでくるんだよな。



「そんなにくっついたら襲っちゃうよ?」



「じゃ、離れる。」



「離れんなよ。」
俺は彼女を自分の胸に抱き寄せた。


「和也、ちょっと痛いよ。」


「ジッとしてろって。」


「やだっ!ケーキ食べたいもん。」
とスルリと俺の腕から抜けると冷蔵庫からケーキを出して「和也も食べるでしょ?」


「食べるよ。」
おまえもね。なんて・・・。



「なんか言った?」



「いや、別に。」



「あ〜和也赤くなってる。」と俺の側に来て頬をつつく。


「やめろって・・・。」


「和也?」


「私の事好き?」


「なに、急に?」


「なんとなくね。。」


「もちろん、す・・・」 言いかけて口を塞がれた。


おいおい。
彼女は大胆過ぎる。



「聞かなくても分かるもんっ!」


ふふ可愛いなホント。



「ねぇ、私たちこのままでいいのかな?」



「えっ?」



続く