あれから、1年後。
「ねぇ、今日は潤くん来るんだっけ?」
「そう、そう。ちょっと話があるって。」
「何だろう…?」
「うん…」
「でも、せっかくの私の誕生日なのにな…二人で祝いたかったな。」
「まぁ、彼も忙しい人だからな。」
そう、潤くんが急に話があるから来るって連絡があったんだ。
ほどなくして、潤くんがやってきた。
潤「ごめんね、忙しいのに。」
翔「どうしたの?」
潤「うん…。ちょっと待っててね。」
潤くんは、玄関まで戻ると何やら誰かとの話し声が聞こえてきた。
しばらくすると、潤くんが誰か連れて戻ってきた。
潤「あの、こいつ新しい彼女。あけみちゃんね。」
「初めまして。」
潤「これからよろしく。」そう言ってニコッと微笑む。
翔「えぇっ」
潤「一応、紹介しておきたくて。」
潤くんが恥ずかしそうに彼女を見た。
翔「そっか、良かったな。あかりとよりを戻したい、って言われたらどうしようかと思った。」
潤「そんなわけないだろ?」
潤くんはそう言って笑った。
翔「あけみちゃん、これから潤くんをよろしくね。」そう言うと彼女は「はい。」と言ってニコッと笑った。
俺は、驚いたけれど、潤くんもまた、新たな恋を見つけたようで良かった。
幸せそうな潤くんを見て俺は、安心した。
おまけ終わり。