2016.1.25.櫻井翔 誕生日ストーリー(櫻葉Ver.) | ニノのこと♡少し韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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今日は、彼の誕生日。

朝からちょっとだけソワソワした。

メールを送るタイミングをいつにしようか前々から考えていた。

0時ちょうどに送ろうか・・・

それとも、じらすように誕生日が終わる頃に送ろうか。

何だかんだ考えているうちに、0時ちょうどに送ることは出来なかった。

ベッドに入ると眠ってしまった。

目が覚めてカーテンからの日差しを見てガッカリした。


まぁでも、忘れないうちにLINEしとこう。


「翔ちゃん、おめでたまきん♡34歳おめでとう。雅紀」

よし!送った!

返事はすぐに来た。

「ありがとう。」

えっ、それだけ?

いろいろ考えてたのになぁ。

やっぱり家まで行っちゃおうかな。。

相葉は身支度をして玄関から出た。

寒い~東京と言っても冬はやっぱり寒い。

とりあえずタクシー捕まえて、っと。

相葉はタクシーに乗り込むと櫻井のマンションまで向かった。


櫻井のマンションに着くと部屋の前でインターフォンを鳴らした。

なんかドキドキしてきた。。

ほどなくして、ドアがガチャっと開いた。

「あっ、翔ちゃん。おめでと。」

「あぁ、うん。わざわざそれ言いに来たの?(笑)」

「だってさ、返事もそっけないし。」

「ごめん、今日ちょっと忙しくて。あ、とりあえず入って。」

相葉は部屋に入るとリビングのソファーに腰を下ろした。

「コーヒー飲む?って言ってもそろそろ出掛ける時間なんだ。」

「えっ?そうなの?じゃあ、俺帰るわ。」相葉がソファーから立ち上がると櫻井は相葉の肩を掴んで「いいよ。まだいても。」と言ってソファーへ座らせた。


「じゃあ、コーヒー飲んだら帰るよ。」

相葉はキッチンへ行くと自分でコーヒーを入れた。

櫻井は何やら出掛ける準備をしていた。

「翔ちゃん?」相葉はコーヒーカップを持ったままキッチンから出てきた。

「何?」

「誕生日のメールって他に来た?」

「あ、えっと、潤くんから来たかなー。あとは、ニノ?大野さんは・・・」

「えっ、ちょっと待って。俺は?俺のは何番目?」

「はっ?何番?なんでそんな事聞くの?」

「何となく・・・」

一番ではないよな・・・。
やっぱり0時ピッタリに送るんだったな。

「相葉さんは最後だよ。」

「えっ?みんなそんなに早く?」

「うん。思い出したんだけど、ニノが一番早かったかも。」

「マジで?ニノか・・・」

「どうした?」

「あ、いや別に。」

相葉は苦笑いした。

「あのさ、俺出掛けるんだけど。どうする?まだいる?」

「えっ?いてもいいの?」

「うん、合鍵渡しとくからさ。ゆっくりしていってよ。」


櫻井は相葉に合鍵を渡すと行ってしまった。

あー、俺何しに来たんだろ(笑)

部屋を改めて見回すと思ったより散らかっていた。

翔ちゃんの誕生日って事で掃除でもしてあげようかな(笑)

相葉は、散らかった雑誌や新聞をまとめて部屋の隅において、寝室のベッドのシーツや布団を綺麗に直した。

洗濯をして乾燥機を掛けて畳んでクローゼットにしまった。

あー、なんかすげー綺麗になった。

翔ちゃん、喜ぶかな。

相葉は、ソファーに横になるとすっかり眠ってしまった。


しばらくして目が覚めるとすっかり日が暮れていた。

ヤバイどのくらい寝てたんだろ・・・。

慌てて帰る支度をして玄関の鍵を掛けた。


おっと、忘れてた。

相葉はポケットから小さな箱を出してリビングのテーブルに置いた。


翔ちゃん、誕生日おめでとう。

近くにあった紙切れにやっぱり近くにあったペンで走り書きした。

部屋の電気を消して玄関から出た。

相葉はZEROの時間になるとテレビを付けてもう一度彼を見て「おめでとう」と呟いた。

プレゼント気付くかな?

相葉は、何だか幸せそうにテレビに映る彼を見つめていた。


本当に誕生日おめでとう、翔ちゃん。