にのあい&翔ちゃん(嫉妬するにのちゃん編)4 | ニノのこと♡韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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にのあい4

夢を見て泣くなんてな・・・。

どうしたんだろ?(笑)


「お腹もいっぱいになったし、片付けよっか。」
相葉が立ち上がって食器をキッチンまで運んだ。

二宮もビールの空き缶をキッチンへと運んだ。

櫻井は、鼻歌も出て何だか楽しそうに食器を洗っていた。

「翔ちゃん、ご機嫌だね。」二宮が櫻井に声を掛けた。

「えっ?うん。なんか楽しいなと思って。」

「久しぶりだしね。泊まるの。翔ちゃんも久しぶりでしょ?」と二宮はさっきの夢が気になって櫻井を横目で見ながら聞いてみた。

「あぁ、そう言えば最近泊まってないなー。」櫻井は洗い物の手を止めずに答えた。

二宮はその言葉を聞いてホッとした。

「あっ、でもこの前泊まったかな。」急に櫻井が思い出したように言った。


「えっ?泊まったの?いつ?最近?」二宮はちょっとキツイ口調になって櫻井に聞いた。

「ちょっとニノどうしたの?急に怒ったみたいに。」櫻井はびっくりして洗い物の手を止めて二宮を見た。

「あっ、ごめん。いつ泊まったのかなって、ただ思っただけ。」


「いつだったかなー。先々週?いやもうちょい前かな。」

「へぇー。」二宮はなんだか軽くショックを受けつつリビングへと戻った。

リビングへ行くと相葉が布団を敷いていた。

「あっ、ニノ。片付けありがとね。今、布団敷いたから。ここニノね。」と夢と同じように言われてドキッとした。

「えっと、翔ちゃんは?布団どこ?」

「翔ちゃんは、ニノの隣だよ。」

二宮はホッとした。

「俺はここね。」相葉が櫻井の布団を敷く辺りの隣を指さした。

「えっ?ここで3人で寝るの?」

「ダメ?せっかくだからさ。並んで寝ようよ。」

「相葉さん、本当に可愛いな。」

「えっ?ニノ今なんて言った?」

思わず出てきた言葉に二宮は自分で恥ずかしくなって、耳が赤くなっていた。

「いや、別に。なんにも言ってないよ。」と手を顔の前で振ってふふふと、笑った。


「それより、俺は真ん中がいいな。」
と二宮は相葉の顔を見た。

「真ん中?何?端じゃ怖いの?」相葉は真剣に二宮を見た。

「いや、そうじゃなくて(笑)」二宮は相葉の言うことがいちいち可笑しくて可愛いと思った。

やっぱ、俺、相葉さん好きだな。

二宮は改めて思った。

寝るときそっと、相葉さんの布団に入っちゃおう。二宮は顔がニヤニヤしてしまった。

キッチンからちょうど戻った櫻井が、「ニノ、なんかニヤニヤしてない?」と二宮を見ながら言った。

「いや、別に。ニヤニヤなんてしてませんよ。」二宮は慌ててニヤけた顔を元に戻した。


3人は布団に入ってからも尽きることなく話しをしていた。

「こうやって語れるのもいいよね。」相葉がしみじみと言ったので二宮と櫻井は笑ってしまった。

「えっ、俺なんか変なこと言った?」と相葉が2人の方を向いた。

「いや。いいこと言ってるよ。」と二宮が言った。

「でしょー?あ、ねっ、やっぱさ、まくら投げすれば良かったね。」

相葉が無邪気にはしゃぐので、二宮は相葉が可愛くて仕方なくて笑っていた。

「相葉ちゃん、まくら投げって中学生の修学旅行じゃないんだから(笑)」と櫻井が笑いながら言った。

「えー、そう?この前もしやがれでやったじゃん!楽しかったしさ~。」相葉はちょっとむくれた。


「まぁ、楽しかったけど3人でやっても面白くないでしょ?」櫻井は可笑しくて笑っていた。

「まぁ、それもそうか。じゃあ、そろそろ寝る?」

「そうだね。もう遅いし寝ますか?」と、まだ薄明かりが付いていた部屋の明かりを二宮が消した。



「ニノ、おはよ。」目を開けると、目の前には、翔ちゃんの顔があった。

「あれ?相葉さんは?」

「もう行ったよ。」
櫻井が、ニコニコしながら二宮を見ていた。

なんか、嫌な予感。

「相葉さん、今日早かったんだ?」二宮は不思議そうに言った。


すると、櫻井が「やっと2人になれたね。」とニヤとした。

「えっ?」二宮は慌てて布団から出ようとすると体が重くて動かない。

「重い。」二宮は必死にもがいた。

ふと目が覚めると櫻井の足が二宮のお腹の上に乗っていた。

「えっ?翔ちゃん、寝相悪すぎですよ(笑)」

俺は今日どうしたんだ?(笑)こんな、夢ばっか。


二宮は改めて眠りにつくとぐっすりと眠った。

今度は相葉さんに〇〇してもらう夢・・・。

二宮は、寝ながらニヤっと幸せそうに笑った。


夢の中では相葉と二宮2人きり・・・


幸せな夢を見ていた。。