「戦争で何もかもを失った子どもたちの笑顔を取り戻したい」と、行動を起こした人がいました。
子どもの本で平和をつくる
-イエラ・レップマンの目ざしたこと-
キャシー・スティンソン 文
マリー・ラフランス 絵
さくまゆみこ 訳
小学館
荒廃したミュンヘンの街で図書展が行われていました。
そこには色んな国の本や絵本があり、お腹を空かせた子どもたちは、物語の世界を想像すると一時でも空腹を忘れることができそうな気がしました。
戦後ドイツで国際児童図書評議会(IBBY)の設立に尽力し、世界で初めての国際児童図書館(ミュンヘン国際児童図書館)を創設したイエラ・レップマンの想いが、この絵本には描かれています。
子どもと絵本が出会う場所には、未来の種がある。
世界の子どもたちを繋ぐ物語が、やがて大人を導く平和の架け橋となる事を信じて。
小学5・6年生位~大人へおすすめ
(読み聞かせにも○)
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