図書室へ来てる


 あれほど本好きの活字中毒で、図書室に来ると、恋する乙女の様に、胸がときめいたものだったけど

今は、胸のときめきと言うより、動悸息切れて苦しい

 駐車場から、雑誌選んで、閲覧コーナーに、ゼィゼィ言いながら、何とかやって来た


熟読出来ず、飛ばし読み
いつから、活字離れが始まったのか
書類整理しようと持って来たけど、やる気になれず

 数分寝てしまう

 歩くのが辛い
火傷が痛いと思ったら、ガーゼ充てた所が、剥がれて、傷がモロ出し
水ぶくれは、いつの間にか破れてる

 水ぶくれは、破れるけれど、この身体の膨れを破くには、一朝一夕とは行かない
お腹グーグー鳴るけど、食べる気になれない
これで、夜我慢出来ずに、食べてしまう
 バナナとキムチで済まそうか
夕方、銭湯へ行く
この火傷では、今日も湯船に入れず

 図書室は、地元の文化会館として、スポーツする所、サークル場、座席338の音楽ホールも併設されてる
昼間のこの時間は、60代以上の男女が殆ど 
女性は、小綺麗にしてる
皆、早速と歩いてる
私が一番若いかもしれないのに、やっとこさで歩いて、化粧気は無いし、髪ボサボサ

 家に引きこもってる時は、「井の中の蛙大海を知らず」で済ませてられるが、こうして大海に出てみると、蝦蟇の油状態 我が身が恥ずかしい
外見は兎も角、動悸息切れ、ダルさが辛い
養命酒でも、飲んだ方が良いかな
それとも、体操サークルにでも加入しようか?
元気の良いおばさん連を見てて、あれこれ考えてしまうのだ
  

 


















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