突然だが、海外で何が困るかっていえば、100人中10人は米選びで
困るというと思う。
NYから帰り、食材をチェックしたら、米がなかった。
トロントで米を買うのは初めてだ。
同居人のジャパカナ(カナダに移民した日本人)に米選びのミソを
聞いたら、次のような答えが返ってきた。
・コリアンタウンで米を買え。
・「ボタン」という名前の米は比較的日本米に似て美味しい
・間違っても長い形状の米だけは買うな。
コリアンタウンに行くのが、億劫だったため、歩いて15分くらいのところにある
安いスーパーで米を買うことにした。
スーパーに入り、米コーナーについた。
ざっと、10種類くらいであろうか。
いろんな種類の米がある。
まず、「ボタン」をチェック。
ない。
動じない。想定内だ。
次に、形状の長い米を消去していく。
3種類に絞れた。
中には袋がビニールではなく、形状が分からないものもあったが、勘で
排除。
消去法で絞りきれなくなり、今度はロジカルシンキングを取り入れ、1つ選定した。
購入したのは、コレだ。
AJIAN DORAGON
選定基準は以下の通りだ。
・ネーミングがアジアっぽい
・説明下記に「SWEET RICE」と書いてある。
まず、アジアで購入確率を50%にした。
また、日本米は甘いとの観点から、SWEET RICEは日本米に
近いのではないかという仮説を立て、購入。
自分なりに満足のいく買い物が出来たと実感。
米の重さもなんのその、足取り軽く帰宅。
帰宅後、早速空けてみた。
形状:楕円形(日本米に近い)
匂い:まあまあよい
かってよかったな、と改めて実感。
もしかしたら、「ボタン」より美味しいのではないかとい期待を旨に
炊き上がりを待つ。
30分後。
ホッカホカのご飯が炊き上がった。
食べてみた。
んっ?
何かが違う。
何だろう?
あっ、コレは米は米でもあの米だ。
忘れていた。
なめていた。
白米には2種類あることを。
これは、もち米だ!!
分かった刹那、ロジカルシンキング・仮説思考がガラガラと音を立てて
崩れていき、よもや「ボタン」より美味い、ひいては、ジャパカナに一泡
吹かせてやろうなどという、意地汚いことを考えていた自分が今となっては
ただの勘違い野郎に成り下がった。
今度は、ちゃんとコリアン街にいって、「ボタン」を買おう。
