今までは保護犬預かりブログでしたが、この先暫く小麦の心臓がメインテーマ。

少しでも誰かの役に立てればと思い記します。

 

2014年8月1日生まれ チワワ 女の子 9歳

関東某所犬のテーマパーク?が崩壊しそこで保護された保護犬から生まれた生粋の保護犬です。

 

 

 

散歩は毎日40分~1時間。

ご飯毎日完食し お皿ペロペロ 食欲旺盛。

この9年間体調を崩したことは一度もなし。

 

以下 心臓の検査結果です。

 

 

7歳(2021年)

 

とっても元気な小麦です

シニア年齢突入で初めて健康診断

 

体重4.0kg

 

クリップ血液検査

 

ちょっと基準値より上下している項目あるけど 大きな問題なし

 

 

クリップ心電図

 

左心室肥大

心不全の疑い

 

 

クリップ腹部レントゲン

 

 

今までワクチン接種やフィラリア予防で心音聞いてもらってましたが、

何も指摘されたことなく初めて心臓が悪いことが判明。

 

ピモベハート(強心剤) 1錠 1日2回服用開始。

 

 

8歳(2022年)

 

とっても元気 

明け方に咳することあり

 

体重3.75kg

 

クリップ血液検査

 

大きな問題なし

 

 

クリップ心電図

 

 

両室肥大

 

 

クリップ腹部レントゲン

 

 

心肥大が進んでいる

 

フォルテコール(降圧剤) 追加

 

 

9歳(2023年)

 

とっても元気

咳が少し増えるが直ぐおさまる

 

体重3.75kg

 

クリップ血液検査

 

大きな問題なし

 

 

クリップ心電図

 

 

左心室肥大

心不全の疑い

 

 

クリップレントゲン

 

心肥大進む

 

 

 

咳は毎回こんな感じ(動画です)

 

             (2024年3月29日)

 

「ガッーガッーガーー」と3回位で最後は何かを吐きだす様に大きく口を開ける。

 

 

小麦は咳以外は相変わらず元気だけど、親族に亡くなった子や肺水腫になった子(発見が早く大事には至りませんでした)もいて心配で心配で…

ネットで色々調べる日々。

 

心臓手術の権威 JASMINEどうぶつ総合医療センターを知る。

提携している循環器に詳しい個人病院が近くにあり予約して受診。

 

初めての心エコー(2023年10月)

左心室からの血液逆流あり

「僧帽弁閉鎖不全症」の確定診断

薬の量を増やし ピモベハート1.5錠 フォルテコール1錠

次回半年 経過観察

 

そして2024年3月12日 再診

2回目の心エコー

以下2023年10月→2024年3月の検査数値です。

 

左心室の大きさと体重比率(標準値 1.73)

1.91→2.06

 

大動脈の直径 (標準値 1.6~1.7)

1.85→1.84

 

左心室からの血流スピード(1.2m/s以上は肺水腫のリスクが高くなる)

1.02→1.16

 

 

 

今の状態から これ以上悪くなるかはその子次第。

薬でコントロールして この先何年も穏やかに過ごし平均寿命まで生き天寿を全うできる子もたくさんいる。

 

一方 心臓悪化が進行し肺に水が溜まらない様に利尿剤が追加になると 腎臓に負担がかかることも…

肺水腫になると その後の経過はあまりよくないことも…(復活して長生きする子もいます)

 

小麦の今の状態は肺はキレイで、血液検査も心臓の影響は出ていない。

ただ、心肥大と左心室からの血液逆流は結構ある。

ステージ B2

心雑音6段階中5 胸の鼓動はドクドクして強く心配になる程。

 

内科的にコントロール出来れば良いのだけど 薬を増やしても少しずつ進行している。

 

そこでJASMINEどうぶつ総合医療センターを紹介していただきました。

 

 

2次診療の専門医で飼い主から直接は予約とれず、動物病院からの紹介状が必要です。

その場で電話かけていただき日程調整。

 

初診まで3週間~1カ月位待つとネット情報でしたが、1週間後の予約が取れて~

3月19日 行って参りました。

 

 

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