本日12月11日は 先代犬の命日でした

 

もう5年

まだ5年

私自身の気持ちの整理のために記します

 

 

 

我が家は転勤族なので新婚当時 札幌在住

赤平市のダックスだけをきちんと繁殖しているブリーダーの元から2か月の女の子がやってきました

北海道を代表する私の大好きな樹木より 『ポプラ』と命名

 

       (子犬の頃は富士額で黒っぽかった)

 

 

ポプラを飼ってから1年後子供が生まれ兄弟のように一緒に育ちました

 

 

長女が三輪車をこいで次女をベビーカーにのせてポプラの散歩がてら夫を駅まで迎えに行く

何気ない日常ですが 今思うと幸せな時間

 

 

札幌 埼玉 山梨 東京と何度も転勤に伴い引っ越しました

賃貸住宅でペット可の物件を探すのは大変でしたが、間取りや駅からの距離より

犬と一緒に住める環境が最優先事項

家族だから当然のこと

 

 

年賀状も毎年しっかり名前入り

 

         (次女の七五三 みんなで正装)

 

ダックスらしく甘ったれの愛嬌たっぷり明るい性格

家族には勿論 初対面の人にでもひっくり返ってうれションしちゃう程人懐っこい

可愛い犬でした

食欲の塊で盗み食いのイタズラは数知れず

子供たちの良き遊び相手

私の心通じ合った大切な子

 

 

外耳炎や脂漏性湿疹を繰り返すくらいで大きな病気はずっとなかった

 

15歳を過ぎるころ口腔内にメラノーマ(悪性黒色腫)というガンが突然発生した

 

     (この写真は16歳 右の歯茎にガンが転移して腫れてます)

 

大学病院で 口の骨をを広範囲で切除して放射線療法とういう選択肢もありましたが

年齢や再発の可能性 その後の生活の質などを考えて大掛かりな手術はしませんでした

 

 

 

17歳 

充分長く生きてくれた

無理に命を延ばそうとは思っていない

ただ穏やかに苦しまず最期を迎えられますようにと祈る毎日

 

ガンはゆっくりでしたが確実に進行していきました

喉の奥に転移した腫瘍が大きくなりこのままだと気管が塞がり 窒息で苦しんで死んでいくので

安楽死をすすめられました

口の中は自壊した腫瘍で酷い状態

でも、ポプラは食べる量は減ったものの食欲はあって柔らかくした手作り食を

毎日自分の力でしっかり食べていた

食べることは生きること

生きようとしているのに 安楽死なんてとてもできない

 

獣医師は 極力短い手術時間で終わるように切除手術を提案してくれました

 

           (元気だった頃のポプラ  私の好きな写真)

 

結果 

手術は終わったものの昏睡状態で麻酔から覚めることはなかった

駆け付けた時たくさんの医療機器につながれて横たわるポプラの姿が…

意識は戻ることはないけど延命処置でしばらくはこの状態を保つことが出来る

子供たちを病院に呼び寄せお別れを言ってから機械を全て外してもらった

みんなで泣きながら温かい身体をなで続けた

やがて途切れ途切れの心電図の波長がまっすぐになった

 

 

病院は大嫌いで待っている時間はいつもブルブル震えていた

手術室でポプラが最後に見たもの、聞いた音、嗅いだニオイ

怖い思いをさせたまま逝かせてしまった

 

 

一緒にいてあげれなくて 心細かったよね

ごめんね

 

ろうそくの炎が静かに消えるように そっと穏やかに住み慣れた家で家族みんなが見守る中

私の腕の中から旅立たせてあげたかった

 

どうすれば良かったかな?

正解がないのは分かっているけど自分を責め続ける毎日

 

楽しかった思い出の方が多いはずなのに 思い出すのは最後の病院の場面

失ってしまったことを嘆くより出会えたことに感謝できる 自然とそんな気持ちになれるのには

まだ時間がかかる様です

 

 

小学生だった次女も高校生

毎年命日を覚えていて 少ないお小遣いの中からお花を買ってきてくれる

 

 

 

多感な時期で繊細な中学生だった長女は翌日定期試験中だったのに学校を休んでしまった

あんなに悲しい思いはしたくないからもう絶対犬は飼いたくないと2年近く言い続けた

最期の瞬間に立ち会わせないほうが良かったかな…と思ったりした

そんな長女も大学生

人の役にたちたいと看護師の道に進んでいる

きっとこれから沢山の死に向かい合うことになるけれど ポプラを看取った時の辛い経験は

今後の糧に繋がると思う

動物と人は違うとお叱りを受けそうだけど 愛する家族を失った時の悲しい気持ちはみんな同じ

 

 

犬の一生は短い

人間が教えるとこの出来なかった大切なことを教えてくれた

愛すること

愛されること

時の早さについて

老いについて

別れについて

命について

種族を超えて師であり続けてくれました

 

 

ポプラ

17年間一緒にいてくれてありがとう

一瞬でいいから抱きしめたいよ

ずっと ずっと大好き

会いたいな…

 


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