本記事の目次です。

 

(1)為朝

(2)充瑠、ファイヤ

(3)ガルザ、スモッグジョーキー

(4)ヨドンナ

(5)クランチュラ

(6)ヨドン皇帝

(7)タイトルの意味

(8)いざ、ファイナルへ

 

以下、詳述させていただきます!

 

(1)為朝

 

CARATにて、

① 「あのバカ野郎…」

② 「ちょうどまとまった」

③ 「じゃあ、超特急でよろしく!」

④ 「10日前の19時23分か」

 

悲しみはもちろんですが、充瑠を一人で行かせてしまった自分の迂闊さへの後悔がにじみ出た表情でした。

“俺がいながら、何てざまだ…” という、自責の念でいっぱいだったのではないかと思います。

 

思い詰めた時の表情も、とてもイケてる木原くんです。

 

しかし、落ち込んでいるばかりでもいられません。

悲しみに暮れながらも何とか気持ちを奮い立たせる他のメンバーをよそに、為朝は、一人、頭をフル回転させていました。

ある程度予想はできるものの、瀬奈から一方的に作戦を振られた時も、一人、微動だにしませんでした。

 

パッと目を見開き、カナエマストーンそれぞれの力を使う作戦を皆に伝えます。

この時の、特に、下記の部分が、またかっこいいんですよね。

・「積極的に攻撃に使う」という発言での、力の入れ具合

・オラディン王への協力の願い出方(謙譲と実直)

 

木原くん、ここで入れてきました!!

 

カナエマストーン・リバーシアを使ったニューアイテムを、博多南に急かすシーン。

親指立てて「よろしく」との、サムズアップポーズ。

 

クウガとダイナに並ぶ…、いや、それを超える存在になれていると、僕は思います!

 

ヨドンナの映像を、なんだか愛おしそうに(いやいや…(笑))見つめる為朝くん。

そんな…毎日録画して。時間までも正確に把握するなんて…

瀬奈も、みんなも、なんだか訝しげ(笑)

 

為朝!

リバーシアの説明をしておかないと、あらぬ疑いをかけられてしまうよ!

(この緊迫した状況で、誰もそんなこと考えてないとは思いますが…(笑))

 

 

場面変わって…

ヨドン皇帝がヨドン・デストロイヤー(特大版)を放つ寸前、スモッグジョーキーが背後からタックルをかましました。

そして、ジョーキーからは、充瑠が降りて来たではありませんか!

 

イエロー 「ちょっ、うぉーい!

 

みんなで充瑠の元へ駆け寄ります。

 

為朝 「お前ー! マジか、足あんのか!」

 

為朝が、充瑠の上半身と下半身を交互に見て発したこの言葉。

“お前、幽霊じゃないよな?” という意味でしょうかね。

 

足あるよ!と、かわいい感じで返す充瑠に対して、

「ふざけんなーって! 何なんだこいつはー!」と言いながらのヘッドロック。

 

一番喜んでますよね、為朝は。

心配だったのはもちろんですが、充瑠のことが、本当に好きなんでしょう。

 

その後、さりげなく、“時雨泣き” 状態の時雨の肩をパンパンするあたりも、100点満点の為朝なのでした。

 

(2)充瑠、ファイヤ

 

ファイヤは、充瑠がいつ帰って来てもいいように、心の中で、ずっと戦いの状況を伝え続けていました。

心の中と言いながら、少し、ブツブツ言う声が外に漏れていましたが(笑)

 

充瑠にはちゃんと聞こえていたようですが、充瑠からの返事は届かなかったとのこと。

 

しかし、ファイヤの熱い思いは、相棒にちゃんと届き、今、仲間のピンチを救ってくれました。

 

それにしても、ファイヤの 信じるチカラ に泣かされてしまいました。

見た目は 石 でしかないのに、こんなに感情が乗って来るとは…鈴村さんはさすがですね!

 

(3)ガルザ、スモッグジョーキー

 

充瑠 「ガルザが助けてくれたんだ」

 

充瑠が助かった理由は、前回エピソード記事の中での 予想④と予想⑥ の合わせ技みたいな形でした。

 

ガルザは、自分の生きた道を生み出し、充瑠にジョーキーと自分の命、キラメキを託しました。

 

めっちゃ重たい話ではありますが、そこは、充瑠であれば、気負いすぎずに、自分なりのやり方で引き継いでくれることでしょう。

ガルザも、このことを分かっていることと思います。

 

「兄上に会ったら伝えてくれ。生まれ変わったら、今度は仲のいい兄弟になりたい、とな」

 

ガルザ…

生き残り(生き返り)というのはもう難しいかもしれないですが、魂は、充瑠の中で生き続けるということですね。

オラディン王も、誇らしいと言ってくれました。

 

悪くない最後だったと思います。

 

 

それはそうと、今回のOPタイトル表示の時、

中央にかすかに一つの赤い点、そして、紫色の邪気のようなものがそれを覆う中で、煙を吐く何かが画面を横切って行ったように見えました。

 

振り返ってみれば、これは、暗い谷底に落ちる充瑠と、それを救い出しに走るスモッグジョーキーを暗に示していたのかもしれませんね。

 

さすがの、にくい演出です。

 

(4)ヨドンナ

 

「封印されたのは貴様だ」と、精神世界の中でヨドン皇帝に斬り捨てられるヨドンナ。

 

ヨドンナ

「僕は、あなたに愛されてなかった…」

「ここは、泣くところで合ってるかな…」(涙)

「僕…無理、です」(← “笑うことは”)

 

ここに来て、ヨドンナは、人間の感情というものを、初めて実感することができました。

しかし、それは、とても悲しい感情でした。

 

人間は、悲しい時に泣くんです!

人間は、嬉しくない時には笑わないんです!

 

あー、ここに、為朝がいてくれたらな。

為朝なら、きっと、ヨドンナを導いてくれたことでしょう。

 

いえ、諦めるのはまだ早いかもしれません!

というのも、ヨドンナも、青い炎に包まれただけで、消滅した様子は見て取れないからです。

次回最終回の予告にも、見切れていましたし。

 

ヨドンナが生き残り、改心し、為朝とデート…と、どこまでが可能かは分かりませんが、

少なくとも、やはりかわいそうな存在であったヨドンナには、何か、少しでも、救いがあって欲しいと願うばかりです。

 

(5)クランチュラ

 

「ヨドン皇帝に逆らって、生き延びられた者はいない…」(3回繰り返し)

 

重い言葉です…

 

しかし、クランチュラは続けて、「これまではな!」と言いました。

 

「お前らなら、新しい歴史を作れるかもしれない」

 

クランチュラは、キラメイジャーにめっちゃ力を貸してくれます。

クリエイターとして、充瑠を筆頭とするキラメイジャーに、新たな歴史のクリエイトを委ねたのでしょう。

 

クランチュラが自由になれる未来、というのも悪くないですね。

 

(6)ヨドン皇帝

 

「我が愛するのは、我のみだ」

 

ヨドン皇帝は、クランチュラも、ガルザも、ヨドンナも、すべて部下を切り捨ててきました。

ヨドン皇帝にも、何か一筋の光明があれば…と思いたいですが、それは無理な相談でしょうね。

 

他人を一切信用しない、愛さないというのは、それが大きなウィークポイントです。

あろうことか、切り捨ててやったつもりの部下に、反対に、痛いしっぺ返しを食らいかねません。

 

現に…

・クランチュラには、様々な形でキラメイジャーに協力され、

・ガルザには、レッドを救出され、

・ヨドンナにも、次回、何かされてしまうかもしれません。

 

反面、キラメイジャーはどうでしょうか。

 

巡り会い、補い合い、互いに愛し愛される仲になれています。

 

キラメイジャーには、仲間の力をもって、ぜひとも、ヨドン皇帝を倒してもらいたいと切に思います!!

 

(7)タイトルの意味

 

『友よ、静かに眠れ』

 

前半は、充瑠に対して。

しかし、充瑠は、ガルザのおかげで、眠らなくて済みました。

 

後半は、ガルザに対して。

充瑠という存在もあって、ガルザは安らかな眠りに就けることでしょう。

 

タイトルに二重の意味を込め、しかも、一つのエピソードの中で、この二つの意味を描き切る脚本はとんでもありませんね!

(あっ、それと、EDのお花畑6ショットのキメポーズ、めっちゃエモかったです。ここへ来て、わざわざワンカット変えてくれるなんて、感激でした!)

 

(8)いざ、ファイナルへ

 

「これが本当に最後の決戦だ! みんな、行こう!」

 

リーダー充瑠が、腹の底から出した、決意の雄叫び。

 

為朝びいきな僕ですが、

これは、やばいぐらいに、かっこよかったです!!

 

力、夢、勇気をみなぎらせ!

歴史を作り、未来を輝かせるために!

 

キラメイジャーの最後の戦いを、全力で、応援します!