「上!右!下!」 | ABA推進事業所 ルカノア南幌教室

ABA推進事業所 ルカノア南幌教室

ルカノアではお子様へABAセラピーをおこない。親御様へは、ABAセラピーの進め方を教えています。ABAは科学的なエビデンスがあり、お子様の成長に効果があると立証されています。
自閉症、発達障害にはABAセラピーをお勧め致します。



A君のお母さんが、「今日学校で視力検査がありました」と話してくれました。A君は4年生です。今まで視力検査ができませんでした。やり方がわからないから、できなかったんです。健常だと先生がやり方を教えればほとんどできますね。

遮眼子(黒いスプーンみたいなやつ)を目にあてて、指されたランドルト環(Cみたいなやつ)を見て開いている方向を告げます。

自閉症のお子さんに、この一連の動作を教えるのはとても大変なんです。

遮眼子を目に当てれるように動作模倣で教えます。ランドルト環の開いた方向(位置の課題)を表出させます。

お母さんは、今年も視力検査はできないなぁ、この子の視力っていくつなんだろうと思っていたそうです。取り敢えず付き添ってたら、A君は「上!右!下!」と答えたそうです。1年生から一度も出来なかったので先生とお母さんはビックリしたそうです。

お母さんは、視力検査の話を聞かせてくれた後に「主人を褒めてください、主人が1か月前から教えていたと言っていました」と嬉しそうに話してくれました。

「先生が出来なかった検査が、練習してできるようになったことに、気づいてくれたことが嬉しかった」とお母さんは言っていました。

ABAを始めたばかりの親御さんは本をに従って課題を進めていきますね。

1年くらいABA セラピーをやれば、親御さんのABA力が付いて、自分で課題を設定して教えることができるはずです。

逆を言えば、DTTができるようになったら必要な課題を、自分で見つけて教えることができないと子どもは伸びませんよ。グラサン

学習スキルも大事ですが、生活全般のスキルもバランス良く教えるほうが子どもは成長します。よく勘違いされることは、勉強の課題をたくさんやって課題ができれば自閉傾向も改善すると思っている親御さんがいますが勉強は生活する上で少しの部分なので、全てのスキルを満遍なくこなすことが大事です。
成功したから伝えれます。


A君の後ろでABAセラピスト(公認心理士師)から課題の説明を受けているお母さん。

先日ある親御さんが、色んなことをどうやって教えるのかを教えて欲しかったけど、誰も教えてくれなかった。ABAを知って何でも教えることができると実感しています。とおしゃっていました。


自閉症?発達障がい?
それがどうした。
ABA があるじゃないか!




イシモト