図から以下
△1二玉!

▲33歩成に対し△同桂は
▲68金△56銀▲43歩成△67金
▲88王△79銀▲98王△68成銀
▲同飛△同金▲32と△同飛
が一例で、これは▲31銀や31角、あるいは96歩で寄らない可能性まであるので後手大変そうだ
△33同桂で同金と応じても▲34歩のタタキを含めて攻められると後手陣はもたない
金銀を取られてでも攻めに専念した理由はここにあり、宮田の読みの深さが伺える

しかし中村は成った歩を取らず△1二玉!
▲32となら△同飛で寄せに役立つ
▲22金から崩しても△22同飛の形がZ(絶対詰まない形)なので先手は指す手が難しい

宮田の読みは驚異的だが、中村の読みはその上をいっていた


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