こんにちはニコニコ

白いお花が満開になり、葉っぱがあっという間に繁りはじめたテキサス。

先日、バイリンガルマルチリンガル子どもネットワーク(BMCN)さま主宰のワークショップ「多言語環境での子育てのことば」vol. 3に参加しました。

vol.2についてはこちらから。

今回は前編後編の2部構成で
前半は、広島大学の奥村先生による講義


奥村先生、思ったよりも若くて
わかりやすい講演でした!

「きいてわかる」と「言える」の間には
大きな隔たりがある、ということ
薄々気付いていましたが
講演でもそうおっしゃっていて納得。

長男二男と違って三男はベラベラしゃべるけど(笑)
それでも「気持ちや考えを言葉にするサポート」をこれからも継続していきたいなと思いました😊

後半はzoom組は他の参加者さんと
「子どもへの声かけをするときに
どんな工夫をしているか」というおしゃべり🌸

他の参加者さんたちも本当に国も地域もバックグラウンド(参加動機)もさまざまで…!

同じグループ内だけでも

住んでいるところは
フランス、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランド、日本、アメリカ(私)

とみなバラバラ。

そして

お子さんは既に成人していて
補習校の先生をされている方、
日本で外国人の日本語サポートをしている方、
幼児を子育て中で日本語教室をはじめられた方、
3歳のお子さんを海外子育て中のお父さん、
三兄弟子育て中のママ(私w)

とステータスもいろいろで

一口で "子どもの日本語教育に関わっている"といってもいろいろな方がいるんだな~と
再確認。
そして
子どもの日本語教育をきっかけに
いろんな国の方々とこうして
共通の話題でお話できることに
とってもありがたいなと思いましたハート

おしゃべりのなかで思ったことは
立場によっても"子どもへの声かけの工夫"が変わるんだなーってこと。

"先生"など"教える立場"にある方は

"子どもになるべく文章で話させる"
"最後まで言い切らせる"

ようにしていることを挙げ
我々のように"家庭サイド"は

"得意な話題をみつける"
"できるところを伸ばす"
"自分(親)が子どもの頃と比べない"
"他人の子と比べない"
などが挙げられました。

"先生"という立場だと
「ちゃんとした日本語を身につけてほしい」
というのが目的にある一方で

"家庭"サイドだと
「ゆるく、長く、ストレスなく続けたい」

という考え方の違いが
背景にあるのかなって思いました。

(駐在の方だと、期間が決まってるので
多少ストレスあっても期間限定でがんばれるのかも。)



日本語を続けるメリットは

将来の仕事のためや
日本の学校に入ってからのこと
などなど
いろいろあるけれど

一番は
今、家庭内のコミュニケーションを円滑にしてくれること。

私が
小さい頃の昔話をして子供が笑ってくれるとき
こどもに細かい注意をするとき
風邪引いてぐったり、頭が回らないときなど
日本語が通じることが、ありがたい。

これから子供の成長によって
ことばを見直すことがあるかもしれないけど
私とは、ずっと日本語で話してくれるといいなぁ~😊