2番目の旦那と除霊に行った時の話し真顔

…ある晩、彼の後輩の彼女から「助けて!」と連絡があった。
昨日、仕事から帰ってから彼の様子がおかしく、自分ではどうにも出来ないから助けて欲しい、と。

旦那はその電話だけで、後輩の身に何が起きているのか大体わかったようで、自分一人の力では危険かもしれないので、同行して欲しいと言われた…

すでに深夜だったが、車で1時間ちょっとの後輩の家に出向きました。
彼女が家の外で待っていてくれて、挨拶を済ませ一緒に家に入った。

後輩はネコを飼っているのだが、やはり昨日の夜から様子がおかしくなったと言う。
いつもなら、家に帰るとすり寄って来るネコが、姿を見るなり全身の毛を逆立て唸って威嚇し、家の中を凄いスピードで走り回り始め、暫くすると部屋の隅に隠れ出てこなくなったそうです。

そして後輩はと言うと…
昨日の夜から、何度も何度も熱湯のお風呂に入り続けていると…
触れないくらい熱いお風呂に入って「寒い」と言っている。

実際、私達が到着した時も後輩はお風呂に入っており、お湯は触れないほど熱かった…
それなのに後輩は寒さでガタガタ震えているのです。

風呂から出たがらない後輩を引きずり出し、除霊が始まった。
旦那が後輩に憑いているものに、話し始めると
いろいろと見えてきました。

後輩は昨日、仕事で川の近くに行く事があり、その川に近い所で作業をした。
その時、憑いて来てしまったんです…

霊は、その川で亡くなった男性の霊でした。
自殺だったようで、凄く寒い思いをしながら亡くなったそうです。
だから、何度も何度も熱いお風呂に入っていたんです。

除霊は、霊と話し、説き伏せて身体から出て行ってもらうのですが…
こちらの男性は中々、応じてくれませんでした。
何故かと言うと、後輩は元々「受け身体質」で気が弱く、ウジウジとした所があります。
霊はそういった低い波動が大好きです。
同調してしまったんですね…
それで「居心地がいいから出たくない」と…

それでも、何度も話しをしてようやく出て行くと約束してくれました。

長かった除霊も終わり、ホッと胸を撫で下ろし
そろそろ帰ろうかと、玄関に向かい後輩カップルに挨拶をしようとした時、旦那が異変に気付きました。

見送りに来た後輩に
「おい!俺の目をちゃんと見てみろ!」と言い出したのです。
何故そんな事を言ったかって?

それは、目がおかしかったから。
後輩の目じゃなかったから。
そう、霊は出て行ったフリをしていたんです…
一旦は騙されそうになりましたが、他は誤魔化せても目だけは、誤魔化せないそうです。

自分の力では除霊出来ないと判断した夫は、自分のお師匠さんに除霊をお願いしました。

その後、お師匠さんに除霊していただいた後輩に会ったんですが、元の状態に戻り、いつも通りの後輩になっていてホッとしました。

みなさんも、自分が弱っている時は川や海には近づかない方が身の為ですよ〜ウインクウインクウインク